検索窓
今日:11 hit、昨日:125 hit、合計:15,847 hit

いち兄確保隊出陣 ページ23

姫国side
前田「行って参ります」
主「気を付けてな」


姫国「そう言えば、鶴丸さんはなんで出陣部隊に組み込まれたんですか?」
鶴丸「そりゃ一時期一緒にいたからな」
姫国「え、何処ですか?」
鯰尾「皇室だよ」
長谷部「他にも、鶯丸、獅子王、平野がいたはずだ」
鶴丸「必要な説明全部言うなきみたち」
鯰尾「嫌だなぁ。ただの優しさですよ。ねぇ、長谷部さん」
長谷部「あぁ」
姫国「じゃあ鶴丸さんにはお知り合いが沢山いるんですね」
鶴丸「お前たち見ろ。これが真の優しさだ」
わしわしと僕の頭を撫でる鶴丸さん
もう慣れっこだ
ここの本丸の人たち、事あるごとに頭撫でるんだもん
前田「あ、見えましたよ」
骨喰「敵だ」
好戦的な目になる鶴丸さんと兄さん
鶴丸「お出ましだな」
前田「鶴翼陣展開!」
素早く陣形を組む
鯰尾「いち兄、落としてくださいよ」
本気だ
そりゃそうだよね
大切なお兄さんだもん
僕だってまだ兄さんがいなかったらこんな風に本気になっていただろう
前田「一度で来るとは思っていませんが、期待はしてしまいますね」
姫国「良いんじゃない。期待したって。案外期待して信じた方が来てくれるかも」
骨喰「そうだな」
長谷部「来るぞ」
此方に突進してくる時間遡行軍
ふと、腰に抜かれていない刀があるのが見えた
他のみんなは気づいていないらしい
そういえば、浦島の時もそうだった
時間遡行軍が腰に携えている刀は刀剣男士である可能性が高い
その遡行軍目掛けて一気に距離を詰める
もしその刀が一期さんなら、
姫国「薬研や博多、厚たちがずーっと一期さん待ってるの。早く会わせてあげたいよねっ!」
構えていた刀を振り下ろす
刀が地面に落ちそうになるのを寸でで止める
あんま傷はつけたくないよね
でも、刀抱えながら戦うのって難しいよね・・・
いつの間にか囲まれていた
長谷部「圧し斬るっ!」
辺りの時間遡行軍が消える
姫国「兄さん!」
長谷部「まったく。一人で戦うのは苦手なんだろ。だったら勝手に駆けていくな」
姫国「ごめん。でも僕、そんなこと言ったっけ?」
長谷部「・・・いや」
姫国「変な兄さん」
鯰尾「おーい。大丈夫ですか・・・って、いち兄だ!」
珍しく、一回でドロップした
骨喰「・・・姫国、ありがとう」
前田「ありがとうございます。姫国さん!」
鶴丸「早く帰って主に顕現してもらおうぜ。他の奴らも待ってる」
前田「はい!」
粟田口の三振りは涙を浮かべていた

織田信長の愛刀、不動行光→←描けば出る



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:兼さんの耳飾り | 作者ホームページ:http://yuzunoki  
作成日時:2023年6月2日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。