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竜宮城に行きたい刀 ページ18

姫国side
鯰尾「はい!検非違使狩を始めて四回検非違使と遭遇しました!今の心境は?」
姫国「別に一回で当たるとは思ってなかったけどこうもドロップしないと辛い」
検非違使に四回遭遇したにも関わらず、一振りもドロップしないのだ
でも一日で四回遭遇って逆に凄くない?
薬研「前回は一回で秋田と平野連れてこれたのにな」
平野「そうなんですね」
愛染「あれって検非違使じゃね?」
厚「本当だ」
鯰尾「五回目の遭遇!果たして刀はドロップするのか!」
鯰尾くん相当疲れてるな・・・
帰ったらゆっくり休んでね
姿を見せる検非違使
姫国「この戦いを早く終わらせたいんだよ。だから一振りだけでも落としてってよ」
薬研「やべぇ。姫国の目がマジだ」
姫国「薬研」
はっとする薬研
どうやら僕のやりたいことが伝わったようだ
姫国「厚も」
厚「はいはい」
信長さんが長篠の戦いで使った戦法、三段撃ち・・・ならぬ三段斬り
因みに厚がわかったのは黒田の家で僕がたくさん話したからである
夜戦部隊に組み込まれたとき、これをやりたいと三振りで話していたのだ
一段目 薬研の切り上げ
二段目 厚の袈裟斬り
三段目 僕の突き技
これで一気に三体倒せる
薬研「上手くいったな!」
姫国「いぇーい」
鯰尾「え、何それ凄い」
姫国「前々からこれをやりたいねって話してたんだー」
厚「あと一体残ってるぞ」
愛染「早い者勝ち!」
愛染くんが敵を斬り消滅した。すると・・・
平野「あっ」
ガシャンッと刀が落ちた音がした
鯰尾「よっしゃーーー!本丸に帰還するぞ!」
姫国「やっと終わったぁ」
薬研「まだ続けるかもしれねぇけどな」
厚「俺はたくさん出陣できるから嬉しいぜ!」
鯰尾「はいはい。帰還するよー」
鯰尾くんが帰還を急かす
もう日が昇りかけていた

主「おう。おかえり」
姫国「ただいまー」
平野「ただいま戻りました」
鯰尾「主ー。刀ドロップしましたよ」
主「マジか!顕現させる」
ここで?
早速顕現する主さん
??「俺は浦島虎徹!ヘイ!俺と竜宮城行ってみない?行き方わかんないけど!」
同じ脇差だ!
なんか肩に亀乗っけてる
主「蜂須賀ーー!!」
蜂須賀「何だい主」
浦島「あっ、蜂須賀兄ちゃん」
蜂須賀「浦島!」
抱擁をする二振り
主「よがったね。よがっだね」
そして隣で大号泣する主さん
主「俺こういうの弱いんだわ・・・」
説明ありがとう
歌仙「新入りかい?だったら今日の夕飯は豪華にしようね」
ていうかこの二振りはよくこんな朝に起きてたな・・・

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作者名:兼さんの耳飾り | 作者ホームページ:http://yuzunoki  
作成日時:2023年6月2日 20時

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