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出陣 ページ17

姫国side
姫国「皆起きてー。もう夕方だよ」
愛染「時間の流れって速くね?」
平野「おはようございます」
姫国「うわっ。薬研は知ってたけど鯰尾くんも寝相悪いな」
二振りは組み手のしているように絡まりあって寝ていた
厚「逆に何でこんなに絡まりあっても起きないんだ?」
本当にそう思う
愛染「取り敢えず起こそうぜ」

鯰尾「まだ寝てても良かったじゃん」
薬研「眠い」
姫国「あと一時間で出陣なんだって」
平野「何か食べてから行きましょう」
厚「腹が減っては戦はできぬって言うしな」
愛染「二振りとも、今起きないと多分夕飯ないぞ」
鯰尾「起きるってぇ〜」
薬研「飯なんだ?」
切り替え速いな
姫国「歌仙が作ってたから何か美味しいやつじゃない?」
鯰尾「歌仙さんが作るご飯って何でも美味しいよね」
薬研「本丸七不思議」
厚「薬研が作れないだけだろ」


厨に行くと歌仙がもうご飯をよそってくれていた
歌仙「今日の夕飯はカツ丼だよ」
雅を愛する刀がカツ丼って言ったよ
カツ丼って勝つとカツをかけてるんでしょ?
歌仙は「雅じゃない」って言いそうなんだけど
全員「・・・」
歌仙「嫌だったかい?」
鯰尾「いや違いますよ。ただ歌仙さんがカツ丼って言うなんて珍しいって言うか何て言うか」
薬研「まさか旦那の口からカツ丼なんて言葉が出るとは思わなかったぜ」
言ったーー!!
歌仙「主からの要望でね。こういうのに意味があるんだと言っていたよ」
ねぇだろ
ヤバい口が悪かった
ないでしょ
鯰尾「あははっ。ないと思いますよー」
言うなって!
厚「鯰尾兄、一旦黙ろう」
平野「美味しくいただきますね!」
そそくさと厨を出ていった


鯰尾「よし。お腹も満たしたことだし行きますか!」
姫国「そうだね」
厚「大将にそろそろ行くって言いに行くか」
平野「そうですね」
愛染「よっしゃー頑張るぞ!」


主「気を付けて行ってこいよー」
鯰尾「はーい」
薬研「頑張ろうな姫国」
姫国「うん」
僕は戦が嫌いだ
あまり好きじゃない
でも、また薬研と一緒に戦えることが、少しだけ楽しみだった

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作者名:兼さんの耳飾り | 作者ホームページ:http://yuzunoki  
作成日時:2023年6月2日 20時

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