いる、いらない2 ページ16
小野SIDE
あれから数日後、特に何も変わったことはなく、脅しの手紙とかもなかった為少し油断をしていた
すると門をノックする音が聞こえた
神)良いよ、僕出てくる。
そう言って神谷さんが門を開けると、食い気味に女の人が声を上げた
女)あぁ!やっぱり居た!!
神)えっと…君は…誰?
女)私、街で貴方を見かけて一目惚れしたんで
す!そこから貴方の事を追いかけて!勇気
を出してここに来たんです!
神)そこは勇気を出さなくてもいいんじゃない
かな…?とりあえず落ち着いて?
A)何か騒がしいと思ったら…来たんだ。
女)ほら、早く行きましょう!こんな所より私
と2人でもっといい所に行きましょう!
神)えぇ…それは嫌かな〜
騒がしいと思っていたのはお嬢以外のメンバーも同じらしくみんな集まっていた
入)とりあえずその手離さない?今すぐにでも
逃げ出しそうな勢いだし。
女)逃げ出すなんて酷い!こんな所に複数人で
閉じ込めてた貴方達のほうが酷いですよ!
私はそこに閉じ込めてられていたこの方を
助けに来たんです!さぁこんな頭がおかし
な人達から早く逃げましょう!
女の人がそう言った瞬間神谷さんは目つきを変えて女の人に話した
神)君よりは頭はおかしくないと思うけど。
僕の大事な仲間をそうやって言うのやめて
くれる?女だからって容赦はしないよ。
神谷さんは普段出さないような低い声で喋ったため、女の人は怖がったのか門に手をかけた
女)ま、また来ますから!
櫻)もう来なくて良いけどね。
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作者名:weihana | 作成日時:2020年12月12日 18時