過去の記憶5 ページ41
神谷は意識が朦朧としてきて、限界がきていた
入)「神谷さんっっ!!お願いですっ!!起きて!!」
入野が通信で叫んでも神谷に届いているのかわからなかった
院長)まぁいいや。いつか倒れるでしょ。
医員)あの、こいつらどうしますか。
院長)う〜ん……子供は高値で売れそうだよね。その子は連れてって。あとは…適当によろしく。
すると医員はAを抱き上げ別の部屋に連れて行こうとしていた。他のメンバーには銃口が向けられていた
入)「神谷さんっ!!早くっ!Aがっ!!」
神)っ、
ようやく声が届いたのか神谷が顔をあげると、Aが連れ去られる寸前だった
A)神谷さん、何か嫌なことでもありました?
神)そんな顔してました?
A)うん。なんか、悩んでるっていうか…そんな感じ…?
神)まぁ、そんな感じですね。お嬢様の目の前で言うのもあれですけど、生きてるのに目的見いだせなくて。色々嫌になっちゃって。どうしようかなぁって。
A)う〜ん……じゃあ神谷さんは一応私の執事だから、私を守り抜くってのはどうですか?
神)え?
A)自分で言うのも照れますけど。私を生きる目的にすればいいんですよ。ね?
神)……そうしてみます。
A)私以上に何かあったら、それを目的にすればいいし。見つかるまでの変わりでいいですよ。
神)…はい。
神)Aっ!!
神谷はAを抱えていた医員を突き飛ばし、眠っているAを取り返した
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作者名:weihana | 作成日時:2021年5月4日 11時