過去の記憶3 ページ39
その後神谷は自分の部屋で休んでいた
小)落ち着きました…?
神)うん、ありがと。
小)……俺が言うのもおかしいですけど、神谷さんって波乱万丈な感じの人生ですけど…嫌にならないんですか?
神)あははっ、確かに人から見れば凄い人生だよね。まぁ…嫌になった事はあるけど、死にたいとかは思わなかったかな。
小)なんか理由でも?
神)色々あるけど1番はお嬢様かな。
小)お嬢が…?
神)随分前に血迷って飛び降りてみようかな、なんて思った時があって。そうしたらお嬢様に言われたんだ。
小)なんて…?
神)それは…秘密。
小)えぇ〜〜?!もったいぶる所じゃないですよ〜!
神)いきなり大きい声出すなっ、
すると扉がノックされAの声が聞こえた
A)入ってもいいですか?
神)大丈夫ですよ。
A)会話して少しは気が楽になりました?
神)うん。ところで何か用ですか?
A)今回の依頼ですが、どうしますか…?参加します?
小)心配なので俺的には…
小野の言葉を遮って神谷は口を開いた
神)参加します。こんなので弱ってたら駄目だから。
A)わかりました。無理しないでくださいね。
入)A〜〜おいで〜〜
A)は〜い、じゃ、そういう事で。
そう言ってAは部屋から去っていった
小)大丈夫なんですか?
神)心配しすぎ。過保護かよ。
小)だってぇ…
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作者名:weihana | 作成日時:2021年5月4日 11時