地獄のプリンスは今日も死にたがり (ページ41)

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39話ページ41

『…ｯそう、、なら僕が自分でする
父さんは横になってるだけでいいよ…！ﾊ、ハハはｯ』

そう言って、父さんをベッドへ押し付けて首筋に噛み付いた
状況に追いつけていない父さんが、暴れ出す

「ｯこら！A、辞めなさい…！」

『なんでだよ…！大丈夫！やり方は覚えてる。上手くできるよ、父さんも僕と一緒に気持ちよくなろう！ね、』

自分でも分かってる…可笑しいこと。でも、止められないんだ
今すぐに、このドス黒い気持ちを晴らしたいんだよ

「駄目だ、こんな事ｯ！もっといい方法があるかもしれない！一緒に探そうA」

『…、』

なんで、なんで、なんで？前はしてくれたのに…

そうか

『父さん言ってたよね、僕はママに似てるんでしょ？実は僕ね、変身できる魔法も上手になったんだ！

…ほら、そっくりでしょ？』

ママの姿を借り、行為を進める為に父さんに近付いた

「…やめろ」

．

．

『…なんで、、どうしてそんな顔するの……ﾊ、ﾊﾊ
僕をたすけてよ』

．

『たすけて……くれないの、？…………そっ、か…』

父さんの目はいつもの優しい目じゃなく、軽蔑するようなまるでゴミを見るような目…。

僕は遂に見放された

もうやだな

ボロボロと変身が解かれ、僕自身の姿に戻る

「A、私は少しお前と距離を取る

頭を冷やしなさい。そして考えてみなさい、何故こうなったのかをな」

そう言い残して、部屋から出ていった父さん

『ぁ…、』

僕の何がいけなかったの…、何でこうなったのか？
そんなの分からない

ただ、ボクは慰めて欲しかった

それだけ

『また…ひとりにするの…？僕のこと、』

天国で辛く、孤独だった日々が頭をよぎる。次第に震えが増し、呼吸が浅くなる

涙で視界が霞む

『僕、今まで頑張ってきたよ…我慢してきたよｯ、
何でなの…！何で上手くいかない！？

、なんで誰も僕を見てくれないの…ｯ』

ずっとずっと我慢してきた
いつか認めて貰える、褒めてもらえる。…だから耐えた

『！…、分かった。この方法ならきっと、僕の事見てくれる
もっと褒めてもらえる…！はハッ、

そうだ！そうだよｯ！！

僕がチャーリーの夢を叶えてあげよう！！！』

そしたら絶対だ

認めてくれる

僕を見てくれる

『ｸﾌｯ、楽しみだなぁ…ｯ！』

ほんと、待ちきれないや

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▶闇堕ち？大ｯ好物ですよ。当たり前じゃないっすか(