検索窓
今日:435 hit、昨日:474 hit、合計:40,066 hit

漆拾玖 ページ35

…誰だ、この白髪の非の打ち所のないような男は






「…宇髄か!! 久しいな!!!」




嘘だろ、知り合いかよ




ってことは鬼殺隊だ、よね?


柱って可能性もある




宇髄「おい、なんで煉獄がこんなところにいるんだよ。死.んだはずじゃ…」




そりゃそうだ。


なんで死んでるはずの杏寿郎が遊郭にいるのか、私もわからん





「色々あってな!! Aに匿ってもらっていた!!」





すると宇髄、と呼ばれた男は私の方を見た




すげ、目がまん丸




「おまえ、Aなのかっ!? 女は派手に化けるもんだ。


まぁ、Aは素顔もド派手だがな」




…なんでこの人、私のこと
というか、素顔見たことあるのっ!?



私、初対面なんですが?



私とこの人、一体どんな関係だったのかな?



おそらく今無い記憶が関係してるとは思うんだけど







『どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます』





「…ッ!!? おい、なんの冗談だ?」


「…やはり宇髄のことも分からないか」




分からない、って

一応私、彼らとは初対面ですがっ?(2回目)




「もしかして私のことも、忘れてしまったのですか?」


「本当に覚えてないの? ……悲しいわっ」




そう言って私の前に現れたのは紫色と桜色の髪の美人

なんでこんな美男美女が私のこと知ってるわけ?



『…すみません』



謝るしかないだろう
こんな美女に泣かれては、私が困る

罪悪感で胸が押しつぶされちゃう



堕姫「ちょっと、何勝手に私のAを泣かせているわけ?」



『…っ!! …蕨姫花魁っ!! 駄目、この部屋入っちゃ、ダメ』




堕姫は鬼だから、斬られちゃう
私は弱いからか、人を食べてないからか分からないけど


堕姫は、駄目だ




「…久しぶりだな。あの時以来、っつってもそんなにお前達からしたら経ってねぇか」



…? なんでこんなに普通に話してるの?

まさか、この人たちも鬼側っ!?





「俺は鬼側じゃねぇよ」


『…今、口に出てました?』



絶対心の中でしか言ってない気がしたのに



「Aの思ってることなんざ顔見れば分かるっつーの。あと、その地味な敬語はやめろ。」



…薄々思ってたけど



なに、この人。めっちゃ上からなんですけど!?










「…ねぇ、僕はいつまでこうしてればいいわけ?」

捌拾→←漆拾捌



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
175人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Nami☆ - 宇髄さん…時透くんをけしかけてくれちゃったのね😅 (2月27日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - シルビア★姉貴さん» 良かったですよねぇ……何度観ても泣けます( > <。) (2月25日 0時) (レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» 私も…遊郭編みてますよ…🤗😀😀 (2月24日 23時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - Nami☆さん» 怒ったら時透くん暴走して見境なく斬りそうなところを他の柱の人達が止めるところまで妄想がっ(笑)ヤキモチ……いいですよねぇ(遠い目) (2月24日 20時) (レス) @page38 id: 01aea762fb (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - 時透くん、ちょっとヤキモチ…?でも煉獄さんとか柱は斬らないであげて😅 (2月24日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:HAL | 作成日時:2024年2月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。