陸拾陸 ページ22
時透side
あれから数日が経ち、現在は夢子抜きの柱合会議が行われていた。もちろん内容は夢子について
御館様は体調が悪くなってしまったということで奥に戻ってしまった
「Aさんの証言から夢子さんは鬼である可能性が高いです」
誰も何も言わなかった
Aを疑う人はいなかった
宇髄「詳しいことは俺らも聞いてねぇ。いや、聞くことが出来なかった」
煉獄「……宇髄たちはAと会ったのか!!!」
不死川「あいつはどこだァ! 一言言わねぇと気がすまねぇ」
胡蝶「今、私たちはAさんに合わせる気は毛頭ありません」
なんでこんなに不死川さんたちはAに会いたがってるんだろう。この前まで見ることも嫌がってたのに
宇髄「そういえば、時透。お前にAからの手紙がある
……読むか?」
いや、なんで宇髄さんが持ってるの?
というかもっと早く渡してよ
「読む」
僕は手紙を受け取り大切に懐にしまった
宇髄「時透からしたら知らねぇやつからの手紙だ。俺も中は読んでねぇ。
……でも、読んでやってくれ」
読まないと思ってたの? 読むに決まってるじゃん
早く読みたいけど、屋敷まで我慢しなきゃ
胡蝶「話を戻しますが、夢子さんをすぐに殺.してしまうのは可哀想ですし、もしかしたらAさんの情報を引き出せるかもしれません」
それ絶対可哀想って思ってる顔じゃないよ
もう笑ってるもん
その注射器どこから出てきたんだろう
胡蝶「そこでなのですが誰かが夢子さんに接触し、親密な状態になって本当のことを吐かせるというのはどうでしょうか」
宇髄「派手に異論はねぇ」
甘露寺「私もいいと思うわッ!!」
伊黒「……いや、待て。」
煉獄「どうしたんだ、伊黒!!」
胡蝶「……気づいてしまいましたか」
伊黒「誰が夢子に接触するんだ? …親密に
俺は断る」
僕もやだなぁ
というか夢子と親密な状態になる暇があるなら、Aと親密になりたい
宇髄「不死川とかでいいんじゃねぇか? そんな傷だらけのやつにメロメロになるの夢子くらいだろ? 不死川も夢子大好きみたいだったからなぁ」
不死川「俺も断る。……夢子は鬼なんだろォ? なら滅するだけだ」
時透「……なんで不死川さんがAを信じてるの?」
これまでならAが言ったことなんて信じなかったのに
不死川「チッ、あいつは嘘つくような奴じゃねぇからな」
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Nami☆ - 宇髄さん…時透くんをけしかけてくれちゃったのね😅 (2月27日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - シルビア★姉貴さん» 良かったですよねぇ……何度観ても泣けます( > <。) (2月25日 0時) (レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» 私も…遊郭編みてますよ…🤗😀😀 (2月24日 23時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - Nami☆さん» 怒ったら時透くん暴走して見境なく斬りそうなところを他の柱の人達が止めるところまで妄想がっ(笑)ヤキモチ……いいですよねぇ(遠い目) (2月24日 20時) (レス) @page38 id: 01aea762fb (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - 時透くん、ちょっとヤキモチ…?でも煉獄さんとか柱は斬らないであげて😅 (2月24日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HAL | 作成日時:2024年2月3日 22時