伍拾玖 ページ15
宇隨side
宇隨「……亥の刻になった
事の発端の犯人を呼ぶぞ。胡蝶、出来そうか？」
「…やってみます」
胡蝶は目を瞑った
すると胡蝶を囲むように光が現れる
これで、Aが来るのか
なんて便利な血鬼術だ
「あとは待つだけ、ですかね」
宇隨「きっと今頃派手に慌てて走ってると思うぜ？」
伊黒「同感だ」
それから10分ほど経った
ドアが勢いよく開いた
そこには派手に美人な女が肩で息をしていた
今日の朝別れたはずなのに、もう離れて3日ほどたった気分だ
・・・
Aside
全速力で走った
普通なら数時間ほどかかりそうな道を10分で来た
流石に足が痛い
でも、無一郎が心配で私は足の痛みなんて忘れて走った
蝶屋敷に入りドアを開けた
『遅くなった、ごめん』
そこにはいつものみんなとまだ眠ったままの無一郎がいた
宇隨「速かったな」
『当たり前でしょ』
私は無一郎に近寄り頬を撫でる
ちゃんと息もしてるし脈も狂ってはいない
記憶の消去に時間がかかっているのだろうか
私は結構小さい頃から無一郎と過ごしてきたからな
『無一郎……』
これ以上眠っているのは流石に危ない
『今から血鬼術を変える』
胡蝶「血鬼術を�牴鬚��瓩里任呂覆�？」
『うん、解くと次起きた時に完全に私の事覚えちゃってるはずだから
消す、と言うよりも私と過ごした記憶に蓋を被せる、って感じにするつもり』
宇隨「もう少し俺たちに分かるように話してくれねぇか」
私はみんなに今から行うことをもう少し簡単に説明した
現在無一郎にかけている血鬼術は記憶を消すもの
例えるなら記憶を焼却炉に入れて跡形もなく燃やす、みたいな感じ
でも今からしたいのは記憶を燃やす、灰にする、と言うよりかはタンスの中に閉まっておくって感じ
でも、そのタンスは開けられないから見ること、思い出すことはできないって仕組み
宇隨「…なるほどな。でも、それも思い出せないならほぼ同じじゃねぇのか？」
『…ううん、根本的に記憶を消したわけじゃないから無一郎自身に影響は少ないはず。ただ……』
胡蝶「ただ？」
『…言い表しづらいんだけど
何かをきっかけにその記憶のタンスが開く可能性があるんだよね
うーん、もっと分かりやすく言うなら…
何かの拍子に記憶が戻っちゃう、ってこと』
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Nami☆ - 宇髄さん…時透くんをけしかけてくれちゃったのね😅 (2月27日 19時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - シルビア★姉貴さん» 良かったですよねぇ……何度観ても泣けます( > <。) (2月25日 0時) (レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» 私も…遊郭編みてますよ…🤗😀😀 (2月24日 23時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - Nami☆さん» 怒ったら時透くん暴走して見境なく斬りそうなところを他の柱の人達が止めるところまで妄想がっ(笑)ヤキモチ……いいですよねぇ(遠い目) (2月24日 20時) (レス) @page38 id: 01aea762fb (このIDを非表示/違反報告)
Nami☆ - 時透くん、ちょっとヤキモチ…？でも煉獄さんとか柱は斬らないであげて😅 (2月24日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2024年2月3日 22時
