壊れた星の輝きを【鬼滅の刃】【時透無一郎】

弐拾捌 ページ32

『久しぶりだね、こんな姿でもいいなら…、くる？』




私は鬼となった身体で両腕を広げる





「Aさんっ！！………会いたかったです

先程は刀でｯ、ごめんなさいっ」




そう言って抱きついてきた



……しのぶ、痩せたなぁ

腰周りがまた細くなった気がする




『いいって、時透と伊黒だってはじめは気付かなかったし』



蜜璃としのぶの頭を撫でる




時透「僕も」

伊黒「…ふん」




二人も近づいてきた



『あぁ〜、もうｯ！！ みんな可愛いんだからっ』





自然と笑みがこぼれた




宇髄「……俺も行った方が、いいか？」



そりゃそうだよな



柱はみんなくっついてるのに、天元だけ立ってるのシュールすぎる




『くるなら…






……おいで？』




天元もそろりとこっちに来た


…いや、撫でられるために来る柱達



可愛すぎるだろ




堕姫「ねぇ！ お姉ちゃんにはやってくれないの！！？」




柱の中に飛び込む堕姫姉




……強すぎでしょ




『はいはい、堕姫姉もありがと』



堕姫は笑って私の頭も撫でてくれた
妓夫太郎も堕姫と私の頭に手をおいた



『もう、堕姫姉と妓夫兄にはとっても感謝してるよ』




そういうと2人は笑ったが、

私にくっついている柱の視線が痛い
ここの周りだけ絶対零度よ？





胡蝶「……Aさん、あなたはいつ、彼らの妹になったんですか？ 私は！？」

甘露寺「私もAにお姉ちゃんって言われたいわｯ！！！」

天元「派手にお兄様でもいいぞ！！！」

伊黒＆時透「呼び捨て」




『わかった、わかったから。一回だけね？

……しのぶ姉さんと、蜜璃お姉ちゃんと


……………………………………天元お、…お兄………様と


小芭内と無一郎、本当にありがとう






…大好きだよ』



「「「「ｯｯ！！！！俺／私達も大好きだ／よ！！！」」」」




よし、機嫌はなおったか



時透「正直お姉さん呼びは微妙だけど呼び捨ては良くない」


伊黒「そうだな、今度からは呼び捨てで構わない」



『はいはい、わかったよ』




伊黒…、小芭内にいたってはめっちゃ上からなんだけど、まぁ、いいか



すると急に威圧感(？)がした



黒死牟「……私には、ないのか…………」



……はい？



あると思います？
貴方との繋がりは血を少し貰ったくらい…







……血を貰ったって、感謝すべき、こと？

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