拾壱 ページ13
『2人からはお互いのことがとっても大切って見てるだけで伝わってくるの』
妓夫太郎は目を見開く
『私も信じてた人たちがいたの。でもね、ある人のせいでどんどん崩れていった
私にも悪い所があったのかもしれないけど、今では私がいた場所にはその子がいて私にはもう居場所は無い』
私は下を向いた
自分で言うと嫌でもあの感覚を思い出させられる
仲間だと思ってたのは、私だけだったのかなぁ
「それで、鬼になったのかぁ？」
『いや、それは正直成り行きだったよ
でも、鬼になる前に�狆�しは�瓩澆鵑覆眇看曚靴討�れるかなって思っちゃったの
上弦の鬼と戦ったんだし
まぁ、最終的に鬼になっちゃったけど』
「戦った？ 初めAに会ったときの服からして
まさかなぁ」
『そう、私は鬼殺隊だったの。柱だった』
妓夫太郎はまたもや驚いていたが真剣な顔つきになった
でもその目には何がうつっているのか、分からなかった
「俺は正直何故鬼になったのかは鮮明に覚えてないけどなぁ
人間を恨んで、それでも何も出来なくて、この世の中を憎んだことは覚えてる
�爐海讚瓩呂�っと復讐なんだろうなぁぁ」
……妓夫太郎
上弦は強い
強いからこそ、多くの人を喰っている
だから私たち鬼殺隊は上弦や無惨を斬ることを目的にしていた
会ったら自分の命と引き換えにしても戦わなければならない
鬼を見逃すなんてもってのほかだ
でも私は鬼にも何かしらの事情があることを知ってしまった
私にはまだ、柱の時の記憶がある
鬼は憎い、
本当は今すぐにでも首を斬って少しでも鬼の被害を減らしたい
今の私ならそれができる環境だ
できることなら沢山斬って
それで、みんなと柱のみんなとまた仲良くしたかった
でも鬼になってしまった私にはそれは不可能で
きっとみんなは鬼側に堕ちた私の事なんて許さないだろう
次にあった時は本気で首を斬りに来るだろう
みんなは感情と目的は切り離して考えられる人達だ
…もし、私のことを斬りに来る鬼殺隊士がいたら
心はもう、決まっている
それでも今は少しでもできることをしよう
『妓夫太郎』
私が呼ぶとこっちを向いた
『私にもっと妓夫太郎のこと教えてよ、もちろん堕姫のこともね
二人は鬼になって初めて私が仲間だと思えたから
もっと知りたいの』
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HAL(プロフ) - つぶつ部さん» 読んでくれたんですか！？嬉しいです😭✨そう言って貰えると嬉しいです！更新頑張りますｯ！つぶつ部さんの作品も追いかけますねっ！ (2月4日 9時) (
レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
つぶつ部 - わわ、宣伝ありがとうございます…‼︎HALさんの作品好きなので続編も追いかけ続けていこうと思います‼︎更新頑張ってください‼︎‼︎ (2月4日 9時) (レス) @page50 id: d8f8b43967 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - melodyさん» こちらこそはじめまして！！！楽しんでいただけているようで良かったです！！更新頑張りまっす！！嬉しかったのであと2・3話出すことにします！！今しばらくお待ちください！！！ (1月28日 21時) (レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
melody(プロフ) - はじめまして。面白いです！お忙しいと思いますが更新楽しみにしてますのでよろしくお願います！ (1月28日 21時) (レス) @page20 id: 648912d438 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - ゆきさん» 読んでくれてありがとうございます( > <。)コメントめちゃ嬉しいです！！これからも更新頑張ります！！ (1月28日 18時) (レス) id: 27d3207755 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2024年1月24日 21時
