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大勢の命と私欲 ページ46

私たちはあの後、このグッズ立ちを持ったままは回れないと察し、家に帰ってきた


ふぅ〜、疲れたぁ〜…


『これ、部屋に片付けてくるね』


そう言って私はみんながくれたグッズを背負い、部屋へ向かった







『……こんなもんかな』


想像よりも量が多かったから大変だったが、何とか終わってよかったぁ




私はみんなのいる所へ戻る





「私たちがいない間、大正時代には柱がおりません」




……私は足が止まった


聞きたくない、そう思っても私は次の声を求めてしまう



「できるだけ、迅速に戻らなければなりません」


忘れたことは無かったが、この人たちは柱なんだよね



確かに彼らがいなかったら、困るのは大正の人達



あっちの人達は柱がいないといけない


大勢の命がかかっているんだ



こういう時、みんなが柱じゃなかったらと考えてしまう



……複雑だけど、協力しなきゃな


私はある人に電話をかけた








その人はすぐ時間を作ってくれて、近くのコンビニで待ち合わせをした



みんなには叫んで、「ちょっと用事!! 行ってくる!!」とだけ言ってきた



流石にあの雰囲気の部屋には入れないわ



『待った?』

「いいや、? 今来たところだったし」


『そう。さっきぶりだけど、ごめんね』



私の電話相手はマスターだ



『ちょっと緊急事態だから、力を貸して貰ってもいい?』




「……お嬢様の召すままに」



私たちはそこら辺のカフェに入った


「で、? 緊急事態って?」


『言い忘れてたんだけど、私あの家で男7人と女子2人と暮らしてるの』


マスターは目を丸くしてる


私はこれまでの過程を全て話した



大丈夫、マスターは信用できるから!


『信じてくれる?』


「信じるもなにも、お嬢様のことは疑いませんよ」


『お嬢様って…、Aでいいのに』


「お嬢様はお嬢様ですから」


『お嬢様呼び、無し。命令』


「わかったよ、で? 俺に時空を超える方法を教えろって? 無理だろ」


『時空超えるだけじゃなくて、漫画の世界に戻す方法もね』


「調べたり、知ってそうなやつ。まぁ色んなやつに聞いてはみるから」


『……頼んだよ』


「先に聞いておくが、あいつらは関わってそうか?」


『まだ、分からない。ただ、こういうことが出来そうなやつが1人だけ』



「……一応聞く、両親か?」








『……いや、元婚約者』

・→←番外編〜ゲーセン〜



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シルビア★姉貴 - HALさん» …💦💦😓😓😖😖またか…私はあくまでも…【合作の方に】来て欲しいだけで…催促ではないですね…ももさん達はどうして、そんなお門違いの勘違いが出来るんだろう…😔😔😒😒 (5月1日 18時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» …💦💦(ももさん達は)しつこいですね…😓😓😖😖 (5月1日 0時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 凛鵺さん» うん…… (4月30日 22時) (レス) id: 090ee67cb9 (このIDを非表示/違反報告)
凛鵺 - シルビア★姉貴さん» シルビア★姉貴様へ、これまでも何度かお見受けしましたが更新の催促は主様もしないでほしいとおっしゃっていましたし、そのような発言はそろそろやめたほうがいいと思います。主様にも何か思うところがあるのかもしれませんので…… (4月30日 21時) (レス) id: b15fc39926 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - HALさん» ハルっち…合作の方に来て…。 (4月30日 17時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2024年1月8日 20時

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