両片思い【東京卍リベンジャーズ】 (ページ44)

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真実ページ44

『全部聞いたの。

羽宮くんが真一郎くんを殺したってこと。
場地くんと羽宮くんが真一郎くんのお店に盗みに入ったこと。
場地くんは東卍を辞めて芭流覇羅に入ること。
そこには羽宮くんもいること。

全部。』

エマ「A……」

『でもね、私決めたの。
場地くんのこと、待つんだ。』

ドラケン「良いのか、それで。」

『いいよ。
だって、大好きだもん。』

少し落ち着いたところで、マイキーがやってきた
私の前で立ち止まったかと思えば深く頭を下げた

マイキー「A、全部隠しててごめん。
兄貴のことも一虎、場地のことも大切に思ってくれてたから、俺が周りのヤツに口裏合わせてもらってた。」

『いいよ。私のこと思ってやってくれたんでしょ？

今はね、マイキーに聞きたかった。場地くんが言ってた事が本当なのかどうか。

でも、その様子じゃ全部本当みたいだね…』

寂しいなぁ

『付き合ったのは2ヶ月ちょっとだけどさ、私が小学生のときから知り合いで、ずっと一緒にいたから、突然お別れするのは辛いね』

エマ「そうだよね。ウチに何でも言ってね！！
やりたい事でも、食べたいものでも何でも！！！
あ、もし愚痴とかあれば聞くし！」

いつも通り接してくれるエマには感謝しかない。

『ありがと、エマ。
でも、今日は帰るよ、調べたいことがあって。

お兄ちゃんとマイキーの顔も見れたし！

あー！お腹減った！！！
お兄ちゃん、甘い物食べたいな〜』

ドラケン「なんでも買ってやるよ」

エマ「でもマジで頼むから風呂だけ入っていって。」

『うん、ありがとう、エマ。』

シャワーを借りて、雨に濡れた体を温めた。

マイキー「気を付けろよ。」

『うん、ありがと！』

帰りは私の好きな甘いお菓子をたくさん買ってもらった。

明日からは芭流覇羅について、調べようと思う。

準備は出来てる