両片思い【東京卍リベンジャーズ】 (ページ21)

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翌日の放課後

『(なんか、デジャブ？？？)』

今日も松野くんが不良に絡まれていた。
昨日と違うのは、相手の不良は昨日の不良たちの先輩で松野くんが負けている事だった。

『(喧嘩したらお兄ちゃんたちに怒られちゃうし、どうしよう、松野くんボロボロ…)』

そんなことを考えていたら髪の毛をワックスでガチガチに固めて後ろで結び、瓶底メガネをかけた少年が助けに入っていた。

『(何言ってるか聞こえないけど、あの人どっかで……)』

「俺は東京卍會一番隊隊長場地圭介だ！！！」

おまえかー

5分もしないうちに場地くんはさっさと不良たちを片付けた。

『(これで帰れる、)』

場地「あれ、Aじゃん。
何してんだ？こんなとこで」

『わ、見つかった。
こっちのセリフです、場地くんこそ何でそんなカッコしてるんですか…』

松野「何、オマエら知り合い、？」

『一応…』

場地「実はな……」

『何！ダブったのって場地くんだったの？！
メガネも髪型もマイキーに言われたからそんなで、！
マイキーたち流石にボケすぎ…』

場地「オフクロが泣くから、もうダブれねぇんだよ！」

「『普通はダブりませんよ。』」

場地「去年は学校ほとんど行ってねーし、テストとかもボロボロだったんだよ…」

『そんなに頭悪かったと思わなかったよ…』

松野「そんなことより、場地さんって喧嘩強いんすね！！」

場地「あ？俺よりもこいつの方がつえーよ」

そうやって場地くんは私を指さす

『いや、もう体全然動かしてないし流石にそれはないよ、』

松野「お前も喧嘩つえーの、？」

『私、喧嘩はしません、護身用です…』

場地「おい、そんな下らねーこと言ってないで行くぞ」

松野「はい！」

え、？松野くんってこんなキャラだったっけ。
なんか尻尾と耳が見える気がする…

場地「A今日神社寄ってくだろ？久しぶりだし」

『そうだね、久しぶりにみんなの顔見たいな』

場地「千冬、お前も一緒に来いよー」

松野「はい！！！」

私たちは武蔵神社へ向かった

千冬と仲良くなった。