両片思い【東京卍リベンジャーズ】 (ページ20)

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新しい日常ページ20

ドラケン「A学校遅れるぞー」

『まじ！お兄ちゃんありがとう！！！』

私は小学校を卒業し、中学生になった。

お兄ちゃんやマイキーとは違う中学に行った。
エマとも離れてしまったが、後悔はしていない。

ドラケンの妹、マイキーとよく一緒にいるという事で最初のうちは皆の中に馴染むことはとても難しかったが、1年も経てばみんなきちんと私の事を知ってくれて今では普通の女子として扱ってもらっている(と思う)

『(しかし、どの学校にも不良っているんだなあ)』

うちの学年にもいる。

名前は松野千冬。

同じクラスだし席も隣になった。

逆の隣はいない。

『よ、宜しくお願いします…』

「あ"？」

『(うわー、この人無理ィー)』

とりあえず笑顔を返しておいた。

授業にはまともに来ないし式典のときもいないし、ちゃんと不良だった。

松野「なぁ。」

『何ですか、』

松野「お前、名前は？」

『龍宮寺Aです…。』

松野「ふぅん。」

え、それだけ？

名前を聞くと松野くんは寝てしまった。

その日の昼休み、松野一派が隣のクラスにダブっている。つまり留年している人がいると話しているのが聞こえた。

『(中学って留年とかあるんだ……)』

場地くん1コ上だし何か知ってるかな、今度聞いてみるか。今日はすること無いし、帰ろ。

外に出ると松野くんが近くの中学の不良に絡まれていた。

『(帰れない…)』

少し待っていると松野くんは全員を倒したのか舌打ちをしながら帰って行った。

『(ちゃんと強いんだ、あの人。)』