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次の日の放課後、日向は塾へ行き武道は用事があるとかなんかで、あっくんたちはゲーセンに行くらしい


誘われたけど気乗りしないので今日もまた散歩する






『あ、猫ちゃん発見』

黒猫を見つけたので追いかける



『よし、つかまえた!
ってお前ペケJじゃないの』


この前知り合ったばかりの猫

コンビニでキャットフードと自分用のお菓子を買って戯れる





♪〜

『電話だ、もしもし?』


「お、出た出た
今ヒマ?」


松野くんからだった


『うん、今ペケJと一緒にお菓子食べてて、』


松野「丁度いいな、ペケJ連れて俺ん家来てくれよ。
場地さんが勉強分かんなくてさ」


『なるほど、すぐ行きます。』


松野「マジ助かるわ、ごめんないきなり〜」





『ペケJ、松野くんのお家行くよ〜』

ニャア



私が呼びかけると返事をして一緒にいくよ!と言わんばかりに横に並ぶ


『ゴミまとめて、行こっか!』



松野くんのお家は場地さんと同じ団地って言ってたよな

『迷わないといいけど…』









ガッ

『いたっ、
__あ!すみませんでした』

「あ?なんだテメェ」



これは、ヤバい


「お前この前の女じゃねーか」


この前たいやき屋さんでナンパしてきた人たちだ
なんで今なんだろう、最悪



シャー!!!!

『あ、こらペケJやめて!』

明らかに相手を威嚇して今にも飛びかかりそうな勢いでいるペケJを落ち着かせて、相手を見る



『肩が当たっただけじゃないですか。
貴方たち強そうに見えたのにそんなに貧弱なんですか』

「言わせておけば偉そうに!!!!」




「女相手に面白そうなことしてんなァ」

男たちのうしろから、声が聞こえてきた



「なんだよ!テメェは!!!」

そう言いながらナンパ野郎が殴りかかる

「は?ダリィんだけど。」



長身の男の人がそう言ったと思ったら、目の前からナンパ野郎が消えた


『え?』


地面に伸びていた




「なぁ、オマエ。」

『な、んです、、か?』

震えて声が思うように出ない

腰も抜けて、立ち上がることすら出来ない




この人は強い




「ばはっ!取って食ったりしてぇ訳じゃないからそんなに怯えんなって!オマエ、名前は?」

『三輪、Aです』


「ふーん、Aチャンね。」




私の名前を復唱したと思ったら私の鞄を漁り始める


『なにしてるんですか、?』

「ケータイ探してんの。
お、あった」


器用にポチポチしてる




「俺の番号追加したから今度遊ぼーなァ♡」

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作者名:HAL | 作成日時:2021年10月10日 3時

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