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過去編 ７ ページ14
それが起こったのは、突然だった。
ある日の夜中、屋敷内がバタバタと騒がしく、その音で目が覚めた。
聞こえて来たのは「そっちはどうだ」「こっちにもいません」という、誰かがどこかへ行ってしまったとしか聞こえない会話。
「……何があった？」
「悟様！ それが……」
使用人の話だと、なんと寝ていた妹が突如消えてしまったという。
まだ１歳にもなってない妹は３時間ごとに夜泣きが起きるのだが、今夜はその夜泣きがなく、それを不審に思った使用人が部屋にあるベビーベットで寝ている妹の様子を見に来ると、その妹がいなくなっていたそうだ。
兄は目を見開いた。
「それ、何時のことだ！？」
「確か、２時位の時のことだと――」
「おい、待て！！」
その時、男の使用人の叫び声が聞こえた。
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ひふみ。 - あんっちさん» ありがとうございます！！ これからも推しの力で頑張ります！！ (2021年1月23日 13時) (
レス) id: e27b1a5dfd (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - ひふみ。(作者)様！素敵な作品をありがとうございますっ！これからも更新頑張ってください。応援してます！ (2021年1月23日 13時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひふみ。 | 作成日時：2021年1月3日 20時
