求める声 ページ6
舞美 :く、組むって、どういう事ですか？
私達2人は、Stellarを歌っていた子をユニットに誘うため、学習室に押しかけていた
A:私達のDJユニットに来て欲しいの！
麗奈 :その歌が必要なんです！
2人で頭を下げた
舞美 :ユニット、ですか...ごめんなさい、できません
A:そっ...か...
舞美 :じ、じゃあ私は
麗奈 :待って！ユニットに入らなくても良いからさ、今からちょって付き合ってよ！
A:れ、麗奈？
麗奈 :楽器屋さん、一緒にきて？
舞美 :楽器屋さん?!...い、いえ、今日は暇ですし、構いませんよ。あ、あと、貴方じゃなくて舞美ですり
麗奈 :やったー！舞美ちゃん、ありがと！
「楽器屋さん」というワードに対してあの反応、あの子、「こっち側」の人間なのかも、
ー楽器屋さんー
A:ここの楽器屋さんは品揃えも豊富だし、結構良いところなんだよ、
舞美 :そ、そうですか、
麗奈 :そうだ、私達のプレイ見てよ！
麗奈、それが目的だったのか
A:良いじゃん良いじゃん、見てってよ！
舞美 :え？い、良いですけど、
私達は急いで店員さんに試奏を頼み、鞄からノーパソを出して繋ぐ。
麗奈 :じゃ、聞いててね！
A:あの曲で良いよね、
麗奈 :うん！
〜♪
切ないピアノの音と混ざる電子音。
私たちが演奏しているのはそう、「Stellar」だ。
A:良いでしょ、このリミックス、
舞美 :は、はい...
曲がサビに入るその時、
舞美 :再生のヴァース、流星に手を伸ばす、始まりが繋がるuniverse
麗奈 :ま、舞美ちゃん！
A:やっぱり、この声だ...
気づけば、セットの周りには多くの人が集まっていた。
A、麗奈、舞美 :奇跡は歪な方がLuminous！
麗奈 :舞美ちゃん、楽しかったでしょ？
舞美 :はい！でも...
A:舞美ちゃんは、何でユニットに入りたくないの？
舞美 :私、フォトンメイデンというユニットのオーディションを受けた事があるんです。ですが、最後の方で落ちてしまって、自分の歌が嫌いになりました。
麗奈 :フォトン...って、あのフォトンメイデン？
麗奈、うるさいよ
A:舞美ちゃん、私は貴方の歌を必要としてる、私達と歌ってくれない？
舞美 :...はい、分かりました。今のセッションで分かりました。私は歌が好きって...
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らみ - ちょっと……私が好きなやつ合わせないでくださいよぉ……悶絶しちゃうじゃないですかぁ(知らない) (2021年5月8日 16時) (
レス) id: 46b37efe83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冥界姫伽 | 作成日時：2020年11月14日 14時
