5話 真実 ページ7
「たい、、しょ？」
細い声がして、顔を上げると薬研が目を覚ましていた。
貴女「薬研っ！」
「すまねぇ、、守るって、、言ったっ、のに」
貴女「謝んないで！私が悪いの、、私が、、、」
「おや、目を覚ましたか？」
そこに、助けてくれた男性がいた。
貴女「あ、、えと」
「沖矢昴です。それで、あの子の容体は？」
「すまねぇな。手当もしてくれて感謝している」
「いえ、困った時はお互い様ですので。それより、貴女の保護者と名乗る方がいらっしゃるんですが、、、」
貴女「春原さん？」
「そうです。リビングにいますので」
貴女「わ、分かりました」
私は、リビングに行こうとしたら薬研に止められた。
「俺っちも行く」
薬研は、服を羽織って私の手を握る。
貴女「薬研、、、」
「大丈夫だ」
沖矢と共にリビングに行くと、春原さんがいた。
そして、私を見るとキッと目を細める。
そして、ソファから立ち上がると私の前に立った。
「君は、何をしたか分かってるな？」
貴女「っ、、はい」
「なら、話が早い。次はないからな」
春原さんは、私の腕を掴んで歩き出す。
「うちの子がお世話になりました。このお礼は後ほど」
「え、えぇ」
沖矢も突然のことで少し戸惑った。
ーー
強引に車に乗せられると、薬研もまた強引に乗せられた。
本丸に着くと、腕を更に強く掴まれて広間へと投げ飛ばされた。
貴女「うっ、、、」
「お前は俺の顔に泥を塗る気か⁉」
髪を掴まれる。
貴女「痛っ、、、！」
「霊力が強くて身寄りが無かったから拾ってやったのに！」
貴女「っ、、、」
そこに、刀剣達が集まって来た。
「お前なんて、唯の捨て駒に過ぎないのを忘れるなよ」
そう言って、頬を叩かれた。
春原さんは、広間を出て行った。
私は、頬を抑えて俯いた。
「ほら、これで頬を押さえるんだ。腫れてしまうよ」
顔を上げると、燭台切光忠が氷が入った袋を渡してくれた。
貴女「あり、、がと」
「どう致しまして」
そこに、一期一振が私の前に座った。
貴女「一期一振、、」
薬研は、私の隣に立って構える。
一期は、土下座をした。
「申し訳ありませんでした！貴女のことを傷付けてしまった。事情を知らなかったなどとは言いません。ですが、、貴女がした事は薬研を守ること。兄として、感謝します」
一期は、顔を上げて私の手をそっと握り額に押し当てた。
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鈴木 なつみ(プロフ) - またコラボ作って欲しいです 次の作品も楽しみにしてます (2018年7月6日 17時) (
レス) id: d8cc4f9f40 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - 黒狗さん» ぉおう…(´･ω･`;) (2018年7月6日 11時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 輝さん» ごめんなさい。完全に忘れてました (2018年7月6日 9時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - あの疑問なんですが9話で"コナン君と知り合った後、少年探偵団と仲良くなったのだ"と夢主は言っていたのに何故21話では少年探偵団と自己紹介してるんですか？ (2018年7月6日 1時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - お話読ませて頂きました！最期不穏な影が現れましたね…主人公ちゃんは幸せになって欲しいです！これからも更新楽しみにさせて頂きます！後、私も下手ながら作品書いてますので、よろしければ是非遊びにいらして下さい！ (2018年6月4日 17時) (レス) id: d065086080 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2018年5月12日 14時
