6話 偽物の【雨】 ページ8
夕希は、急いで休憩所へ向かい山本を起こした。
山本「ん?なんなのなー」
貴女「偽物の【雨】が出た。探偵社は、もう行った。どうする?」
山本「偽物の【雨】?」
獄寺「チッ、、、おい、どうすんだ?お前が行かないなら俺が行く。この行為は、10代目を侮辱する行為だからな」
綱吉「そこまでじゃ無いけど、これは、山本を侮辱する行為でもあるし俺達を侮辱する行為でもある」
山本「行ってくる。皆を侮辱する奴は俺が倒す」
貴女「(流石、生まれながらの暗殺者)」
山本は、殺気を放ちながら偽物の【雨】がいる場所へと向かった。
ーー
偽物「オイ‼近づくなよ?こいつの頭が吹っ飛んで欲しく無かったらな!」
その場から離れた場所には探偵社がいた。
太宰「取り敢えず、人質を助けなければならないね」
国木田「では、最初に誰が行く。一歩間違えれれば人質の頭が吹き飛ぶぞ?」
山本「その必要は無いのな」
そこに、フードを深く被り刀を持った男性が近づいて来た。そして、太宰の隣に立った。
山本「あれは、素人だぜ?銃を撃つ覚悟ない」
太宰「良く分かったね、、、では、君ならどうする?」
山本「勿論、正面突破、、かな?」
そう言うと同時に偽物の【雨】の真正面へと立ち、峰を相手の脇に入れた。
偽物「カハッ⁉」
山本「お前の所為であの人が悲しんでいる」
太宰「あの人、、、」
山本は、人質にされていた女性の手を掴み微笑んだ。フードを深く被っていても笑っているのが分かった。
山本は、女性を太宰に渡すとその場を去ろうとした。
太宰「君は何者なのかな?」
山本「【雨】」
そう言うとその場を去った。
敦「さっきの人が【雨】」
太宰「あれは随分と手慣れているね」
国木田「何がだ?」
太宰「戦い慣れだよ。しかも、マフィアの動きに良く似ている」
福沢「今はまだ良い。必ず捕らえるぞ」
「「はい!」」
ーー
山本「ただいまなのな!」
貴女「お帰り。どうだった?」
山本「どうもしてないぜ?」
こんな風に話が噛み合わないのは、何時ものことだ。
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黒狗(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございますっ! (2017年12月22日 23時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - とっても面白いです!!更新頑張って下さい!! (2017年12月22日 20時) (レス) id: ad3c4b71c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - πナッポーさん» その通りです!偶に、クォーターの意味が分からない方がいるのでいっそハーフでいいかな?と思ったんですけど直しておきますね! (2017年12月13日 20時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
πナッポー(プロフ) - 獄寺君は作中ではクォーターの設定なはずですが…… (2017年12月13日 18時) (レス) id: a4e6a4d89a (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 堕天使さん» その通りです!すっかり忘れてました!ありがとうございます! (2016年10月23日 16時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒狗 | 作成日時:2016年6月5日 18時