検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:62,007 hit

9話 【雨】と【雪】 ページ11

貴女「そう言えば、山本は知ってる?三十五人殺しって」

山本「ああ、六ヶ月でだろ?でも、マフィアは六ヶ月で倒す敵って軽く百超えてるよな」

貴女「だから。如何する?調べて見る?三十五人殺し」

山本「賛成なのな!」

綱吉「じゃあ、頼めるかな?山本、夕希」

そこには、ツナが立っていた。

綱吉「情報によるとその子は今、探偵社の人虎と共にいるらしいよ」

貴女「先手打つ?」

山本「そうだな」

貴女「人虎って、闇市では賞金結構かかってるらしいよ。だから、日本より外国の方が高値で購うとおもわない?」

山本「んじゃ、貨物船だな。確か港にポートマフィアの貨物船があるって聞いたぞ?」

貴女「行こうか」

山本「おう!」









ーー

貴女「流石はマフィア。貨物船も大きいね。如何する?乗る?」

山本「俺が乗る。【雪】は、援護頼むぜ!」

貴女「了解、【雨】。援護なら任せて」

私と山本は、その場で別れ自分の持ち場に向かった。









貴女「ここら辺かな?見渡しも良いしね」

私は、匣からライフルを取り出した。

貴女「さて、山本は如何かな?」

私は、スコープ越しから山本を見た。

そこには、ポートマフィアの芥川と戦う山本の姿があった。

その後ろの方には、人虎と14歳ぐらいの女の子がいた。

私は、無線機で山本に言った。

貴女「上手く避けてよ」と。

『氷結の乱弾』

無数の氷の刃が芥川に襲った。









ーー

山本「強い、、けど!まだ甘いぜ‼」

山本は、ポートマフィアの芥川と戦っていた。

刀で『羅生門』を切り裂く。

芥川「何者だ?僕は芥川龍之介」

山本「はは、俺か?俺は【雨】だ」

敦「【雨】⁉どうして、【雨】が、、、」

山本「本当は、その女の子に用があったのな」

芥川「鏡花にだと?」

山本「三十五人殺しの顔を見てみたいと思っただけだぜ?」

山本は、次の瞬間後ろに大きく後退した。

芥川「⁉」

ズガァァン‼

芥川「グアッ‼」

芥川の肩に氷の刃が深く突き刺さった。

山本「安心しろ、芥川。殺しはしない。それが俺らの掟だからな」

山本は、船から飛び降りた。

ブォォォン

獄寺「何やってんだよ!野球馬鹿‼」

獄寺は、野球を引き上げて陸へと向かった。









ーー

貴女「さて、私も帰ろうかな」

私は、ライフルを匣にしまいその場から去った。

10話 【雲】の襲撃→←8話 開始の合図



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (135 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
221人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

黒狗(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございますっ! (2017年12月22日 23時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - とっても面白いです!!更新頑張って下さい!! (2017年12月22日 20時) (レス) id: ad3c4b71c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - πナッポーさん» その通りです!偶に、クォーターの意味が分からない方がいるのでいっそハーフでいいかな?と思ったんですけど直しておきますね! (2017年12月13日 20時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)
πナッポー(プロフ) - 獄寺君は作中ではクォーターの設定なはずですが…… (2017年12月13日 18時) (レス) id: a4e6a4d89a (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 堕天使さん» その通りです!すっかり忘れてました!ありがとうございます! (2016年10月23日 16時) (レス) id: 10e52e1588 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒狗 | 作成日時:2016年6月5日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。