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かっこつかないが顔面を和紙で隠した。
コンプレックスとはいえやりすぎかなと思うが、それでも嫌われない為。
これから帰る家となる本丸に上がる。
外から見たときも思ったがお屋敷だ。
内装も綺麗で現世にあったら重要文化財に指定されるんじゃないかってほどだ。
廊下を歩くと襖だらけ。
開けると広い部屋が広がっている。
掛け軸や花が飾られてとても綺麗だ。
もう少し進むと縁側があり桜の木や花が沢山あった。
ここでお花見はできるのだろうかと思ってしまう。
『あ…』
縁側沿いの部屋に一つだけ障子の色が桃色の部屋があった。
その部屋だけ特別感があり吸い込まれる。
目を奪われ部屋に入ると他の部屋とは装飾が遥かに違かった。
寝床は綺麗な着物が布団の上に被さり、机は漆で塗ってあった。
見た感じだけでも入ってはいけないんじゃないかと思いすぐさま出てしまった。
こんな部屋に住んでみたい。そう思った。
そういえばまだ刀剣男士にあっていない。
どこで会えるのこわからないし本丸の中を把握しきれてないから露骨に動き回るのは危ないだろう。
この状況だと声を出すのが一番だろう。
『あのー…誰かいませんか……』
最後の方が声が小さくなってしまった。
来たばっかりでまだ自分の家とは思えなく、遠慮をしてしまった。
こんな声じゃ届かないに決まっている。
自分が情けない。
「こっちから声が聞こえた気がするんだけどなぁ…あ、やっぱりいた。」
『え、あ…』
自分の声で来たのか、声の主はとても綺麗な男性だった。
自分を磨き続け努力をしているのか、その妖艶さは男の僕でも引き寄せられてしまうようなものだった。
『君が刀剣男士？』
そう聞くと男性はハッとなり綺麗な笑顔になった。
「俺、加州清光。川の下の子、河原の子ってね。扱いにくいが性能はピカイチ、いつでも使いこなせて可愛がってくれて、あと着飾ってくれる人大募集してるよ。」
加州清光は僕の顔隠しには何一つ触れずニコニコしながらそう言った。
僕は加州の言葉を聞いて自分から愛してもらおうとしている姿にとても恨めしく思ってしまった。
これから仲良くしなければならない存在なのに。
愛したことも、愛されたことも無い自分が醜く感じて、愛を求める加州と仲良くしていけるのだろうか。
少しの間僕は現実を想像した。
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練 玉覇(プロフ) - 彩さん» ありがとうございます。また何かありましたら、ご指摘のほどよろしくお願いします。 (2015年7月4日 11時) (
レス) id: 3b54fab689 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 練 玉覇さん» いえいえ、一気に沢山そのようなコメントが来てびっくりされたと思います。これからは気をつけてくださいね。このサイトも色々と大変なんで…笑 更新頑張ってくださいね！応援しています！！ (2015年7月4日 3時) (レス) id: 356676a0cc (このIDを非表示/違反報告)
練 玉覇(プロフ) - 彩さん» すみません。気付きませんでした。ご指摘ありがとうございます。 (2015年7月3日 19時) (レス) id: 3b54fab689 (このIDを非表示/違反報告)
穗鷹(プロフ) - ですが、オリフラは外してもらわないといけないから。ほどほどに呼びかけると良かったのかもね。連コメすみません。 (2015年7月2日 22時) (レス) id: 09d42e49d2 (このIDを非表示/違反報告)
穗鷹(プロフ) - 晏壽＊匿名の堕天使＠マカロンとショタとホモォは神さん» そうですねー作者さんもひさびさにここを見てみるとコメントが荒れててびっくりするかも知れませんね (2015年7月2日 22時) (レス) id: 09d42e49d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：練 玉覇 | 作成日時：2015年6月17日 18時
