恋と飾って(∞) (ページ44)

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楽しいと悲しいが半々の文化祭が終わった帰り道。

ﾏﾕ「A、安田君となんかあった？」

『え？別に何も無いけど、、』

朝のことは何となくマユには言ってない。

ﾏﾕ「安田君落ち込んでたよ？」

『なんで？』

ﾏﾕ「全然話してくれへん！って」

『そんな時もあるでしょ』

朝の件で今日1日安田くんの事を避けまくってた。

ﾏﾕ「Aって安田君の事好きでしょ」

『、、、』

ﾏﾕ「素直になればいいのに」

『だって、、』

今日の朝の事をマユに話した。

『カナも二人はお似合いだって言ってたから、、』

ﾏﾕ「、、、」

ちょっと泣きそうになりながら話してたら

ﾏﾕ「それ本人から聞いたの？」

『え？』

ﾏﾕ「安田君でもアヤナちゃんでもいいけど、、」

確かめない事には分からないよ？

『でも、、』

頭では分かってる。
自分から聞かなきゃダメだってことくらい。

でも、フラれたらどうしようとか、もう今までみたいには過ごせなくなると思うとどうしても一歩踏み出せない。

ﾏﾕ「あんたは考えすぎなんだよ」

『、、考えちゃうでしょ』

ﾏﾕ「分かるよ？でも当たってみないと砕けないよ？」

『うん、、』

ﾏﾕ「よしっ！このマユちゃんがスタバ奢ってあげる！」

だから勇気出しな！って思いっきり背中を叩かれた。