STORY.2 あるある ページ12
今一体私は何を口走った…！？
慌ててつい口を押さえた私を凝視する視線が1つ
と、更にもう2つ
…ん、更にもう2つ？
まるで錆びたロボットのようなぎこちない動きで、完全に忘れ去っていた2人を探す
「何が嬉しかったのーA？」
「なんか顔赤いぞー成樹？」
やっぱり、というか案の定、2人はニヤニヤと生暖かい目でこちらを見ていた
や…やっばい…いろいろやばい…！
「ほらほらーうちら友達でしょー？」
肘でツンツンされてくすぐったいやら、いろいろ恥ずかしいやら
もう頭の中なんて真っ白で
「佐藤と二人でどんな楽しいお話してたんっすかー成樹さん？」
「べ、別に大したこと話してねーしっ」
あっちもこっちもてんやわんや
「ふーん？」
そうか、小笠原くんもそんな顔するのか
この前体育で一緒にダンスした時は超いい人だった気がしたけど
騙された…！
「ちょっとAー、うちのこと無視する気？」
わ す れ て た
こっちもやばいんでした！そーでした！
わざと怒った表情をして、明らかに私をからかうさっちゃん
側から見たらきっとこのグループ一番盛り上がって見えるんだろうな
「……成樹とちょっとは近付けたの？」
「なっ？！な、何をいきなりそんな…っ！」
急に声を潜めたかと思えばそんなこと
本人すぐそばにいるっての！
バレちゃったら気まずいでしょーが！！
「ほっほーぅ、さては図星かぁ」
「べ、別に違うしぃ？」
顔と言わずもはや全身が暑くてしょうがない
ていうかほっほーぅってフクロウかよ！
「ふーん？…小笠原君、ちょっと」
…え、急にどこぞの社長風？
まさかのフクロウじゃないアピール？
いやあれはただの私の感想だしそもそも口に出してないし
というか、小笠原くん怒らないのかなぁ
「…うむ」
………あー、なるほど
こちらも社長さんでしたか
＿＿＿＿あれっ？なんかおかしくない？！
私がそう気が付いた時にはもうすでに
御二方の社長さんは教室の隅からこちらを見て
ニターリと嫌な予感しかしない笑みを浮かべていた
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ウール - あ、あとこの作品のURLをイラスト集の方に載っけてもいいでしょうか…？ (2016年2月10日 23時) (
レス) id: 6758aef385 (このIDを非表示/違反報告)
ウール - リク書き終えました！「時代の流れに逆らっていくイラスト集！」に載ってます！ ストーリー2の夢主ちゃんのちっちゃい頃です…w 挿絵には使えないかも… すみません（ ; ; ） リクありがとうございました！ (2016年2月9日 19時) (レス) id: 6758aef385 (このIDを非表示/違反報告)
743(プロフ) - 素敵な、甘酸っぱい恋愛小説でした。連続コメント申し訳ございません。 (2016年1月24日 13時) (レス) id: e2b66758fe (このIDを非表示/違反報告)
743(プロフ) - みぃさん» 遅れてすみません。リクエスト描き終えましたので是非。 (2016年1月24日 13時) (レス) id: e2b66758fe (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - はなのん【 EBCふぁみりー 】さん» コメントありがとうございます！背景はCSSで設定してます。詳しくはSpecial Thanksにもリンクを貼ってある夢乃ふわりさんの作品へ行ってみると分かると思います♪最近忙しくて更新停滞気味でしたが、頑張りますね！応援ありがとうございます！！ (2015年11月14日 18時) (レス) id: d3c66bb169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作者ホームページ：https://twitter.com/miii_uratuku
作成日時：2015年9月30日 22時
