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〜 回想 two 〜 ページ10
















大貴 「 なあ、最近お前ん家電気付けてねえの?
夜なんて真っ暗だぞ。」


自転車を引いて二人肩を並べて帰路を歩いて
いると急に大貴が言葉を発した。


「 あー、うん。節約、かな。」


へえ、と間延びした返事を返す大貴は、
自分から話を振ってきたのに興味無さそうな
顔で脚を進める。




節約なんかじゃないんだけどな。




そんなこと言えなかった。
きっと信じて貰えないと思ったし、何より
自分が言いたくなかった。

情けなくて知られたくなくって。
大貴には今のわたしだけを知っててくれれば
良いって思った。









大貴 「 再来週の花火大会、行こっか。」

「 うん、良いよ。」


付き合って半年と少し。
もう高校三年になって、最近お互いに勉強
頑張ろうってことで遊べなかったから、
その誘いがとても嬉しかった。














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設定タグ:有岡大貴 , 山田涼介 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2019年8月19日 21時

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