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《 いや〜、助かったよ。
みんな東京に出てっちゃうんだもん。》

「 ううん、大丈夫。
わたしはわたしで地元に帰りたかったりしてた
からちょうど良かったよ。

涼介くん、誘ってくれてありがとう。」

涼介 《 いやいや、お礼を言うのはこっちだよ。
どれくらいに来れそうかな?》

「 明後日にはもうそっち向かえる。
店長、宜しくお願いします。なんつって 」

涼介 《 そっかそっか!じゃあ気をつけて来てね。
待ってます。おやすみ。》

「 うん、おやすみ。」




『 俺の店で働かないか。』




そう誘ってくれたのは先月のこと。
涼介くんにはだいぶお世話になった。
恩返しがしたくて、二つ返事で了承した。

少しでも彼の力になれたら、あの時の償いが
出来れば。そう思った。

それに、今の店を辞める口実にもなった。

わたしにはこの誘いがとても都合が良かった。




地元に帰る。
それは昔ながらの友達にも会える。

わくわくした気持ちが3割と、
ちょっと怖い気持ちが6割と、
もしかしたらって気持ちが1割。

みんなはわたしを受け止めてくれるのか。
涼介くんは良いと言ったけど、本当にそうなのか。

心の中がぐしゃぐしゃになって重くなって。

でもやっぱりわたしは生まれ育った(こきょう)
帰りたかったんだ。














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設定タグ:有岡大貴 , 山田涼介 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2019年8月19日 21時

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