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一虎くんが来なくなって五日経った。
誰ももう彼のことなんか忘れていて、ただただ彼が存在していなかったようなそんな気持ちの悪い感覚に襲われて、
気づいたら、学校とは反対の方向に進んでいた。と、いうよりかは“彼”のいない学校に行くことが出来なかったのかもしれない。
一虎くんに会いに行かなきゃ。
ただそれだけがいっぱいで、無我夢中に走った。
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「ここ俺ん家」
いつの日か夜遅かったのでわざわざ家に送って貰った日、彼はぼそっと呟くように言った。
その時はへー、とだけしか思っていなかった。
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前に通った一虎くん家のルートをおぼろげな記憶を頼りに辿っていく。
これはバレたら母親の説教まっしぐらコース。
それはやだなぁ…と思うが、勝手に足が動くんだもの仕方がない
一虎くんに会いに行く理由なんて言えば…と思ったが、あの白い服返しに行けばいいじゃん。計画的な口実！！
ｻﾞｧ_______
喜ぶのつかの間、雨が降ってきた。
雨足がだんだん強くなり、傘をさす人が増え始める。
傘を持っていなかった私はびしょ濡れになって走った。
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着いた頃にはせっかくもってきた白い服もびしょびしょで。洗った意味もなくなってしまった、
こ、これでもし居なかったらどうしよう、などの心配はさておき、ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝとチャイムを鳴らす。
そして、案外彼はあっさり出てきて、私を見るなりこう言った。
「家入りなよ」
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Ririn(プロフ) - 黒い虎さん» ご感想ありがとうございます♡モチベすごく上がります…！！このまま行けば�〆遒蹐Δ�な…？ (2021年12月18日 5時) (
レス) id: 16456beb1e (このIDを非表示/違反報告)
黒い虎(プロフ) - 因みに�，�読みたいです！ (2021年12月17日 18時) (レス) @page20 id: 1c04a135ec (このIDを非表示/違反報告)
黒い虎(プロフ) - ここで終わらないでぇ。続きが気になって仕方ないので、頑張ってください！ (2021年12月17日 18時) (レス) @page39 id: 1c04a135ec (このIDを非表示/違反報告)
Ririn - はるかぜさん» 了解しました！参考にさせていただきます！コメントありがとうございました！ (2021年11月14日 18時) (レス) id: 81a56e3ad8 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - ��が読みたいです。コメント失礼しました。 (2021年11月14日 14時) (レス) id: 056f03db25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ririn | 作成日時：2021年11月7日 20時
