＿＿�将将将� ページ33
.
締め付けられた自分の胸に
Aちゃんへの想いを思い知らされた。
本当にちゃんと好きになってたんだ。
そう自覚をしてしまえば、一気に苦しくなった。
颯『なるほどねぇ』
入り口でAちゃんを見送ると
勘の鋭い颯太は何か察したようにニヤりと笑う。
俺はごまかすのに必死だ。
勇『いや何その顔。笑』
颯『相手、Aちゃんなんですね』
全て見透かしているような真っ直ぐな瞳。
俺は降参したかのように深いため息を吐いた。
勇『...とりあえずさ、飯食わない？』
颯『ゆーっくり聞きましょ』
勇『楽しんでない？』
颯『え？いやいやそんな！大事な相方の恋やからなあ、応援したいなぁとは思ってますよ？』
そう言いながらメニューに目を落とす颯太は
どことなくニヤついていて、頭が痛くなる気がした。
.
颯『で、なんでかわからんけど、避けられてる、と』
勇『ん、まぁ、そんなとこ』
いい感じだと思ったんだけどな〜、
と目の前の料理を口に運びながら呟く。
颯『てか、それ、思うんすけどー、』
勇『ん？』
颯『意識、してるんと違います？』
勇『え？』
颯『いやいや、え？ちゃう笑
待って、勇征くん恋したことないんすか？！笑』
どんだけピュアなん！と、
向かいでケタケタと笑い転げる颯太。
勇『いや、笑いすぎだから』
俺は本日2度目の盛大な溜息を溢した。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 532人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - たのしみにしています♪ (2021年6月10日 19時) (
レス) id: 127539b6fd (このIDを非表示/違反報告)
Mina.(プロフ) - あさん» お待たせしてしまい申し訳ありません(;;)来月からまた時間が取れそうなので、進められたらなと思っています！ので、完結までまもなくですが、またぜひ見に来て頂けたら嬉しいです！ (2021年5月31日 16時) (レス) id: 341a4cc977 (このIDを非表示/違反報告)
あ - もう更新されないのでしょうか？ (2021年5月31日 13時) (レス) id: 127539b6fd (このIDを非表示/違反報告)
ま - とても楽しみにしています(^^)♪ (2020年9月17日 2時) (レス) id: 86619528ff (このIDを非表示/違反報告)
Mina.(プロフ) - まさん» ありがとうございます！なかなか頻繁に更新できずすみません（ ; ; ）ぜひまた続きを見にきてくださいね(^^) (2020年9月16日 14時) (レス) id: 8bbad57193 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Mina. | 作成日時：2020年4月14日 22時
