魔法をかけよう (ページ7)

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☆ ページ7

｢じゃあ、こんな所で私と話すよりもその子にアピールしに行った方がいいんじゃないの？｣

さっきとはうってかわっていたずらっ子みたいな笑顔で僕の頬をつまんだ

『それは、先輩も同じですよ。じゃないと他の誰かに取られちゃいますよ』

｢私は誰にも取られないように、自分のものに出来るようにできるだけその人の近くにいようとしてるよ。｣
『そうなんですか』
｢たとえ同じ寮の人とかスリザリン生に何を言われようとも、そばにいるようにしてる｣
『そう…ですか…』

A先輩が青い空を見上げながら言うのを僕は隣で見つめる
泣きそうだ

｢まだ気づかないかな…｣

先輩が僕の方を向き直って真剣な眼差しで見つめてくる

｢私が今そばにいる人…その人が私の好きな人なの。今そばにいる人ってあなたしかいないでしょ？レギュラス｣
『えっ…あの…』

僕が驚きのあまり戸惑っていると今度は先輩が泣きそうな顔をして立ち去ろうとした
僕はとっさに先輩の腕を掴んでいた

｢僕は…先輩のことが好きです。誰よりも、誰にも取られたくないし、どこにも行って欲しくない、だから僕のそばにいてください｣

口をついて出た言葉がこれだった
はっとすると先輩が顔を真っ赤にして抱きついてきた

｢レギュラスぅぅぅ｣
『えっ、先輩…ちょっ苦しいです』

初恋が叶わないって言うのは嘘だ
叶ったじゃないか二人とも

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄

謎でしたね。
個人的に満足してますが←これぞ自己満足
トム・リドルも好きだけどレギュラスも好きなんだよなぁ
というかスリザリンが好きです