百合組。�� △ nb ページ36
☆Request
気付いてみれば最近の闘争は照任せ。
若頭、なんて大層な名前を貰っている俺が何にもしてねえじゃねえかって思った奴居るんだろうな。でも残念。俺、めちゃくちゃ強いんだよ？そもそも照と佐久間を拾ったのは俺だし。
2人のうち、最初に拾ったのは佐久間。
たしかあの時は桜が散ってたのかな。涼太と花見でもしようか、って会場をぶらぶらしていると、ケツに入れてたはずの財布の感覚がふっと消えた。
その瞬間、反射的に1番近い手首を握った。
nb｢おい、兄ちゃん。｣
sk｢うおっと！！…どうしたんですかあ？｣
俺の財布をスったのが我らが佐久間だったわけなんだけど、そん時は気持ち悪いくらいの満面の笑みを俺に向けてきてて。ビックリして思わず握っていた手首に力を込めた。
sk｢い、いででででっ、！！！？｣
nb｢あ、悪い、｣
ぱた、と落ちてきた俺の財布を手に取って佐久間の手首を離してやった。あーあ、折角の白い肌なのに赤い跡付けちゃったよ。悪いことしちゃったかな。まあいいか。
nb｢ほらあった。じゃ、もうスるなよ。｣
財布返ってきたしもういいか。って背中を向けてその場を後にしようとすると、止められた身体と首筋にちくんっと走った痛み。
佐久間はニコニコと目の奥が笑ってない笑みを浮かべつつ、俺の顔を横から覗き込んできた。コイツの距離感がバグってる、なんて思うほど近距離で言葉を零した。
sk｢おにーさん、あの反射神経ってそっちの世界の人だよね。｣
首に刺さっていたのはどうやら彼の名刺の角らしい。佐久間は俺の羽織の首元を摘みながら、さっきとは違った声で俺に話し掛けた。
あまりの慣れた手つきに、こいつもこっち側の人間なんだと直感したのを鮮明に覚えている。
sk｢佐久間、おにーさんの力になりたいよ｣
そう言って佐久間は電話番号が書かれた紙を、俺の手に握らせて人混みの中へ消えていった。涼太に大丈夫？って心配されたけど、いい収穫をした俺はニヤニヤしてたと思う。
その帰りには佐久間に連絡して、週の終わり辺りには仲間になった。
仲間になってから分かったが、佐久間は割りとサイコじみてる所がある。血が流れる現場を好み、仕事を楽しんで帰ってくる。
sk｢翔太！仕事なーにい？｣
nb｢ん？…ああ、ここの組の頭潰せって。｣
sk｢げ、…まだこの人生きてたの？｣
nb｢え、知り合い？｣
sk｢うん。｣
照はこの仕事の時に俺が拾ったって感じだな。
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ぐりーんれもん(プロフ) - おりょうりさん» 了解致しました。dtさんの病み系、初めてになりますので拙い語彙力ですが精一杯やらせていただきます！ (2020年11月29日 9時) (
レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんれもん(プロフ) - mh69kpさん» リクエストにお応えできましたでしょうか(汗)思いつき次第、また書かせていただきます！ (2020年11月29日 9時) (レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
おりょうり(プロフ) - 舘様メインの病系のお話が見たいです！ (2020年11月29日 8時) (レス) id: 809f062d73 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - ぐりーんれもんさん» リクエスト書いていただき、ありがとうございます！めちゃくちゃ良かったです！！またお時間あるときに別の組み合わせのお話もお願いします…！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんれもん(プロフ) - 了解しました！頑張らせて頂きます^^* (2020年11月27日 6時) (レス) id: cd64e51759 (このIDを非表示/違反報告)
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