1-17 これでもやけている ページ21
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｢おいコラおれに向けんな！｣
火の粉が飛び、また手の甲を火傷しかける。
てか幽霊にゃ全くもって当たってねえじゃねえか、こんなんじゃ下手な鉄砲を数打っても効かねえや。
ゴースト｢こっちだこっちだ！！｣
グリム｢チクショー！！出たり消えたりするんじゃねー！！｣
｢いや火ぃ吹く度閉じンのが悪いだろ。｣
グリム｢うるせーっ！見てないでオマエも手伝え！｣
｢えー、
こういうのはおれじゃなくて、無咎と必安が担当なんだよ。一応二人は
｢あ、右上に居る。次左下、｣
グリム｢ぶなあああ！オレ様に指示するんじゃねーんだゾ！！｣
そんな事言ってもな…と瞬間おれの頭に、ある考えが思いつき無意識に口角を上げる。そして棒読みではぁと溜息をつき、零す。
｢えー、せっかく“学園長を見返せるチャンス”なのに。｣
その言葉にグリムがぴくりと肩を動かしたのを、見逃しはしなかった。こりゃいい事考えたぜ…。
｢追い出してくれりゃあ、…お前の好きな物を買ってやるよ？｣
バッとこちらを向き、涎を垂らしながら｢ツ、ツナ缶｣と呟いた。
グリム｢ぐぬぬ〜………！オイ、オマエ！！お化けが何処にいるか教えるんだゾ！！ぶなあああ！！｣
｢フヒャハハ…、收到。｣
.
｢消されちまう！逃げろー！！｣
ヒャハハハ、蜘蛛の子散らすように逃げて行ったな。
グリム｢勝……った？｣
｢おうおう
グリム｢こ、怖かっ……。いや、全然怖くなかったんだゾ！グリム様にかかればチョロいんだゾ！｣
｢ぐふっ…。｣
しばらくパチパチとおれの拍手だけが廊下に響く。
すると、寮の玄関の扉が開き手にお盆を持った学園長が見えた直後、スン…と顔の表情が無になった。
ディア｢こんばんは〜、優しい私が夕食をお持ちしましたよ。……って、先程入学式で暴れたモンスター！追い出した筈なのに！｣
｢学園長…。｣
グリム｢フン！オレ様がお化け退治してやったんだゾ！｣
ディア｢ん？どういうことですか？｣
｢あー、えー…。｣
〜説明中〜
｢…で、さっきゴーストを倒したんだよ。｣
グリムを指し、説明を終える。
ディア｢そう言えばこの寮には悪戯好きのゴーストが住み着き、生徒が寄り付かなくなって無人寮になった事を説明し忘れてました。すいません。｣
｢いや謝罪はいい、怒ってる訳じゃないし。｣
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リゼ - Graecia devil sa-thinさん» もう最新しないんですか？ (2023年2月22日 9時) (
レス) id: 747029a77b (このIDを非表示/違反報告)
Graecia devil sa-thin(プロフ) - なお、アカウントが繋がっていないため、投稿していたものの続編を作るかは未定です。 (2021年8月21日 20時) (レス) id: c6a4917727 (このIDを非表示/違反報告)
Graecia devil sa-thin(プロフ) - 報告です。Googleから投稿していたのですがログインができなくなりましたので、アプリから再活動いたします。新着を楽しみにしていた読者様、大変申し訳ございませんでした (2021年8月21日 20時) (レス) id: c6a4917727 (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ説行為 - 面白すぎるﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ続きが気になりすぎる……………、、好きです() (2021年7月30日 22時) (レス) id: fd59df5674 (このIDを非表示/違反報告)
飴(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！頑張ってください！ (2021年6月20日 12時) (レス) id: c46a3c3dbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Graecia devil sa-thin | 作成日時：2020年6月7日 17時
