１２話 ページ13
彼女は賑やかなことが好きだ。理由はただ暇じゃないからとのことだが。
なぜ今これを説明したのか。それは………賑やかなことを見つけたからだ。
『スッゴーい！！！』
彼女は人生……否、生きてはいないが己が存在している期間の内で数少ない喜びを体感していた。
カ「歌え！踊れ！宴だ！！」
そう場を盛り上げるのはカリム·アルアジーム。そう、スカラビア寮の寮長だ。
これで分かった人も多いだろうが今ここでは宴が起きている。
彼女は亡霊ながらに宴に参加したのだ。
ジ「はぁ…………」
『！』
あの人………と彼女は彼………ジャミルを凝視する。なぜ彼を見るかって？ブロットが出ているからだ。
彼女には人を救う決意がある。それが誰であろうと。
『あのー！そこの人！！』
さあ、相手が己のことを見えるかは五分五分だ。今回は………
ジ「俺か？というか……浮いてる？」
見えた。彼女は歓喜で満ち溢れた。
『私があの【NRCに住む亡霊ちゃん】だからだよ！……急だけどさ疲れてる？』
彼女は彼に優しく問いかけた。疲れているときにこう声をかけられるのは本当に嬉しいだろう。
ジ「そんなわけないだろう。」
あくまで彼はしらを切るつもりらしい。さあ、彼女はどう切り抜ける？
『私だったら疲れちゃうよ！従者として己の能力を隠すなんて！』
彼女は当てた。彼の疲れている理由を。彼女は勘がいいのかそれとも知っているのか………
それは誰にもわからない。
ジ「だからといってお前に話す筋合いはないだろう！！！」
彼はいろいろな感情が渦巻いているせいか叫ぶようにそう言う。
『あるよ。』
彼女が顔に浮かべるのは真剣な表情だ。
『私が君を救いたい。だって私に愚痴を言おうが私はばらまけないしさ、人を救うのが私のエゴだしね。』
人間は人間らしい救済をすればいい。でも、私は亡霊だ。なら、亡霊らしい救済をしよう。
これが彼女の今を進む理由であり使命であると彼女は思っている。
ジ「では………遠慮なくやらせてもらう。」
彼女と彼はちょっと不思議な関係になった。彼女はこの人を救えるようにと切実に願うだけだ。
………【NRCに住む亡霊ちゃん】は人を救う第一歩を踏み出したらしい。
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MOON(プロフ) - もこさん» ありがとうございます！出せそうなキャラクターはどんどん出していくので待っていてくださいね！ (9月23日 17時) (
レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され大好物なので嬉しいです！ツイステのキャラ全員（生徒たちはもちろん、教師、他校、チェカも）推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (9月23日 12時) (レス) @page8 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
松野 愛羅(プロフ) - MOONさん» いえいえ、！ (9月21日 6時) (レス) id: f023741a80 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - 松野 愛羅さん» すみません、修正しました。ご指摘ありがとうございます！更新頑張りますね！ (9月21日 5時) (レス) id: 0e6f7cd00b (このIDを非表示/違反報告)
松野 愛羅(プロフ) - 初コメ失礼します、！プロットではなくブロットだと思ってコメントしました、、更新頑張ってください、！ (9月20日 22時) (レス) @page11 id: f023741a80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MOON | 作成日時：2023年9月18日 5時
