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私、魔法士じゃ無いので! ページ7

「......ゴホン、話は戻して、この学園に入学出来るのは『闇の鏡』に優秀な魔法士の資質を認められた者のみ」

「えぇー?まじかーうわーすごーい(棒読み)」

ってか闇の鏡壊れたんじゃ?私魔法士じゃないし、魔法も使ったこと無いけど?


「.......選ばれし者は、『扉』を使って世界中から学園に呼び寄せられる

実際、そこのAさんは知りませんがユウさん、貴方には迎えに来たでしょう?
『扉』を載せた黒い馬車が......。」

口を尖らせ、不貞腐れた表情で聞く学園長。


つか黒き馬車に迎えに来られてない、って事は絶対此処に来たの呪霊の術式のせいじゃん!

「確かに来たよ、黒い馬車」

「黒き馬車は、闇の鏡の選んだ新入生を迎えるためのもの、何故か貴女方まで連れて来てしまいましたがね.......。

まぁ、学園に通じる扉を運ぶ特別な馬車なのです。古来より特別な日のお迎えは馬車と相場がきまっているでしょう?」


「つまり、あの馬車に勝手に連れて来られたの?......誘拐......」

ちょっと、むぅ!とした顔をした、え、凄く可愛い。てか、

「むg__」


「いや、迎えはいらん!自分の足で行く!がデフォルメだけど?」

車より走る方が早く着くし、まぁ殆ど、のんびりと電車や車で行ってたけどね。........あれ?デフォルメ?

「......馬車と相場が決まってるんです!あと誘拐では有りませんから!!」


むん!と効果音がつきそうな顔でやって来た。この人がやってもなぁ......

「ちょっと、なんで距離を取ったんです?露骨に引かないでくださいよ!Aさん!?ってユウさんも!!?」

「いやー、ちょっと近寄らないくれない?」

いや、だって、ほんと、ちょっと.......ねぇ.......


「だって、顔の見えない、がっしりしてる、大の大人がそれをしても......」

ユウも結構言うね!

「辛辣!!ユウさんまで!!」

「むがーー!むががーー!!」


「うぅ、もう良いです!気にしませんから!さっ、入学式に行きますよ!」

そういやあの火を吹く猫、いつの間にか起きてるじゃん。

優しい......?(スペキャ顔)→←記憶が混乱する事がよくある事?



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みみずく - ヒェッ・・・めっちゃ好きです……更新頑張ってください (2021年6月9日 16時) (レス) id: 719e5dac86 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 本当ですか!?とっても嬉しいです!( ̄∇ ̄*)作者の励みになりますね!咲夜さん、コメント有難うございます!! (2021年1月3日 17時) (レス) id: 6b6b596c5c (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - とても面白かったです!頑張ってください! (2021年1月3日 16時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ラムさん!コメント有難うございます!!イラスト、こんな感じで良かったですか? (2020年11月26日 22時) (レス) id: 6b6b596c5c (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月26日 21時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Kouno  
作成日時:2020年11月9日 18時

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