凄いね、君ら。 ページ30
「どこ見てるんだぁ？」
「こっちだこっちだ！ヒーッヒッヒ！」
「ちくしょー！出たり消えたりするんじゃねー！」
.......出たり消えたりするのも有るだろうけどさ.......グリム、目塞いでね？
そんなんじゃ、当たる訳が無いからね？まぁ、まだまだ未熟なのも学生らし......あれ？グリムって学生だっけ......？
......うん、細かい事は気にしない事にしよう！
「このままじゃ火事になっちゃう」
「あ、それは気にしなくて良いよ。」
私が無限貼ってるから、火事になる心配は有りませーん！私、凄いので......。
「え、それってどういう......ってあれ？火が出る時、目を閉じちゃってる？」
「気付いたんだね。」
そうそう、目を閉じてんだよね。当たる物も当たらないよねー。
「な、そんな事ねぇんだゾ！目を開いてるんだゾ！」
「......無意識って、恐ろしいよ。」
真逆の無意識かー、そっかー。......ユウ、頑張ってね！(動く気無し！パート2)
「え、えぇ！？......ってあ、後ろ！」
「ふなっ！？」
「あちちっ！！」
お、幽霊に火が当たった。やるじゃん。
「あ、当たったんだゾ！」
「よ、良かった！.....うわっ、左！」
「なっ！？」
「あっつ！！」
わ、また当たった。凄いね〜、才能じゃない？
「俺様の力が有ればこの位......って、わ！」
あ、当たってない。ま、目を開けてないもんね。
「火、火を吹く時、目を開けてっ！」
「ど、どうやるのか分かんねぇんだゾ！」
.......分かんない様なら助言する？.....う〜ん......良いや、もう少し、見守っとこう。
「幽霊をしっかり見て、狙いを定めて火を吹いて.......あ、左！」
「んなっ？......ふな〜〜！」
「ヒィ！」
「凄いじゃん。」
今度は見ながら吹いた。ユウとグリム、両方凄いじゃん。
「この調子で追っ払うんだゾ！ユウ！」
「うん！あ、左だよ！」
「なぁ〜〜！！」
「うわぁ！！」
おぉ！当たる様になって来てる、良いねぇ。
「右だよ！」
「んなぁ〜！！」
「あちぃ！！」
「あ、後ろ！」
「ふなぁ〜！！」
「ひ、ヒィ！！」
グリムの火を吹く精度も、初めに比べたら上がってる。ユウの指示も的確で端的だから分かりやすい。
これぞ助け合い、良いね、アオハルじゃん。
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みみずく - ﾋｪｯ・・・めっちゃ好きです……更新頑張ってください (2021年6月9日 16時) (
レス) id: 719e5dac86 (このIDを非表示/違反報告)
島(プロフ) - 本当ですか！？とっても嬉しいです！(￣∇￣*)作者の励みになりますね！咲夜さん、コメント有難うございます！！ (2021年1月3日 17時) (レス) id: 6b6b596c5c (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - とても面白かったです！頑張ってください！ (2021年1月3日 16時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
島(プロフ) - ラムさん！コメント有難うございます！！イラスト、こんな感じで良かったですか？ (2020年11月26日 22時) (レス) id: 6b6b596c5c (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月26日 21時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：島 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Kouno
作成日時：2020年11月9日 18時
