転生したので全力でクール&復讐系キャラ目指します《高等部編》【part17】

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メラ「何かねぇのか姫川!

「忘れてた〜!」とか「いい事思いついた〜!」とか!!」


フブキ「!…………っ」




チアキ「彼がやるしかないって事何だね……」


ジンペイ「ッ何だと!?」ｶﾞｯ!!




その言葉を聞いたジンペイ君はチアキ君に掴みかかった



ジンペイ「そんな事は!!この俺が絶対に許さん!!!」


チアキ「!わ、分かったよ」




マタロウ「みんな聞いて!!

僕はずっとみんなのお荷物だった……戦いでもいまいち役に立ってなくって、

そんな僕が、やっとみんなに力を貸せるヒーローになれた……本当に嬉しかったなぁ


でもそれは、本当の僕の力じゃない……ティーダスから借りた力なんだ



だけどジンペイ君は違った」




ジンペイ「えっ……」



マタロウ「変身なんかしなくても凄かった、僕はずっとなりたかったんだ

ジンペイ君の様に勇気があって、何にでも立ち向かえる人に


ジンペイ君は僕がずっと憧れてきた本物のヒーローなんだ、僕なんかと全然違う」




ジンペイ「俺が、ヒーロー……?」



マタロウ「だから僕は少しでもジンペイ君に近づきたい


僕の勇気で地球を救えるなら、最後までやりたいんだ!!」



それは、マタロウ君の心からの叫びだった



ジンペイ「馬鹿野郎、お前だって……お前だって!十分に凄ぇじゃねぇか!!」



マタロウ「!……凄くなんかないよ、僕はジンペイ君がいたからここまで来れたんだ

たまたまジンペイ君と出会えたから、ジンペイ君は僕の憧れのヒーロー何だ!!」



ジンペイ「!マタロウ…………」






キンヤ「なんて事だ、このままではマタロウ君が……!彼が助かる方法は無いのか…………!?」



エンマダイ「無くはない、だがそれは……

彼ら自身が見つけ出す答えなのだ」





マタロウ「…………」





マタロウ『じいちゃん、僕は何で弱いの……?』


おじいちゃん『マタロウが弱いと誰が言った?』


マタロウ『だって弱いもん、喧嘩したって勝てないし……僕ももっと強くなりたいな、ヒーローみたいな強い人に……』



おじいちゃん『ハハハハ、マタロウ

強い人というのは喧嘩が強い者の事ではない』



マタロウ『えっ?』



おじいちゃん『ここぞという時に勇気を振り絞って立ち向かえる者の事だ


それがじいちゃんがお前になってほしい強い人だ』ﾆｺｯ




マタロウ『……!』





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