転生したので全力でクール&復讐系キャラ目指します【part15】

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A「ｹﾞﾎｯ」


ﾌﾟｰ

ジンペイ「ｵｳ……誰かが俺とA先輩の事を噂してる………」←


マタロウ「A先輩はともかくそれはくしゃみでしょう?;」


ジンペイ「そうだっけ??」



A「それよりジンペイが言う飛び出すお立ち台は?」



俺達はノートを数冊広げてお立ち台をどう作るか意見を出し合って相談していた



ジンペイ「そうそう!テレビとかでよくあるじゃん、あれやろうぜ!」



マタロウ「なるほど、アイドルのコンサートでよく見るあれですね!」



A「ポップアップ……正式名称はせり上がりと言い観客を盛り上げるのなら最高の装置かもな」


コマ「イイね!」



ジンペイ「よ〜し!早速材料を集めようぜ!!」




そしてみんなで手分けして材料を探し集めたが…………



マタロウ「これだけ…………?;」



A「木材は他のクラブ達の出し物に使われてしまってこれしか残っていないんだ……」



集まったのはほんの少しの木材だけでお立ち台を作るには圧倒的に量が少なかった



ジンペイ「参ったな……」


コマ「これじゃあお立ち台なんて作れないよ………」




ジンペイ「そうだ!

地面の上にお立ち台を作るんじゃなくて周りの地面を掘るんだよ!!

そうすれば高いところで学園長がスピーチできるぞ!!」←



コマ「それショベルカーとかないと無理だよね……;」


マタロウ「逆転の発想ではあるけど……;」



ジンペイ「１００点のマッスル!!」←


マタロウ「逆転の発想!;」



A「斬新すぎて逆に困難極まりないな……、何とか材料さえあれば早くても半日くらいで作れるのだが………」




ミケッティオ「……駄目だこりゃ………」



ﾀﾞｯ



ジンペイ「？何処行くんだよ?ミケッティオ!」




突然ミケッティオは登っていた木の上から降りて立派な木が沢山生えてる森の中へと入っていくと




ミケッティオ「さて……………………ﾌﾝｯ!!」




〜数分後〜



全員・A「えぇぇぇぇっ!!??」


A「おぉ…………」




目の前に置かれたミケッティオが切って来たであろう大量の木材……


ミケッティオすげぇ……!ぶっちゃけ少しなめてたかも……;



ジンペイ「すっげぇ!!」



A「これだけあればお立ち台なんて余裕だが……でも何故手伝ってくれたんだ?」



ミケッティオ「指図されてやったわけじゃねぇ」ﾌﾟｲｯ




やだ……ミケッティオめっちゃツンデレやん……かわよ←






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