四十三話 ページ43
『あっあのこれは訳があって』
ベ「それならゆっくり部屋で聞こうか」
『ちょっディアブロ』
デ「おっと…我が主の声がする気がします､ではこれで」
『えっちょっと逃げ!!…逃げられた』
ヴ「…血は止まったか?」
『えっ?あぁ…うん､大丈夫』
べ「貸せ」
そう言いながら奪い取るようにハンカチを私から取りなんと燃やした
…2人とも顔が怖すぎる
やっぱり怒ってるな
べ「…悪い､怖がらせるつもりはないんだ｡だからそんな怯えた顔をしないでくれ」
『…』
ヴ「その顔で言われても誰でも怖がるだろう､なぁAよ」
『ヴェルドラもさっきすごく怖かったよ』
ヴ「ｯ!?そんな顔していたか……まさか我のことが嫌に…嫌いになって､あの悪魔と…」
『…ははっ…違うよ､怖い顔したと思ったらそんな泣きそうな顔して』
こんな顔見れるのは本当にレアだな
そう思いながらソッとヴェルドラの頬に触れると私の手を握り擦り寄ってくる
…可愛い
べ「…」
『?……ベニマルも来て』
べ「…怖くはないか」
『もう大丈夫』
ここの世界に来てすぐのことがあるからかベニマルはよく慎重になる
無意識で怖がらせてしまったっていう時私が来てって言わないとベニマルから絶対近寄っては来ない
大丈夫と言えば安心したような顔をして地面に座り込む私に近付きヴェルドラと同じように膝を着いて私の手に擦り寄った
『…ごめんね､ディアブロといたのは私がここに来てからずっと出てこないから心配で来ただけなの』
ヴ「本当か?」
『うん』
べ「じゃあ何故逃げたんだ」
『…えと…部屋行こ…?』
もし誰かが近くにいてこんな話聞かれるなんて恥ずかしすぎるし…
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しゃか(プロフ) - にいかさん» ありがとうございます…！！ (11月16日 10時) (
レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
にいか(プロフ) - 素晴しい作品に出会ってしまった (11月15日 23時) (レス) @page39 id: afd4beee63 (このIDを非表示/違反報告)
しゃか(プロフ) - ann✩さん» んひ…ありがとうございます…最推しに会ったらきっとこうなるだろうというイメージにしましたwほんとにありがとうございます…！！ (2022年12月11日 23時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
ann✩ - 更新待ってます！最高に面白いです！ディアブロと出逢ったときの、夢主ちゃんがかわよい… (2022年12月11日 18時) (レス) @page47 id: 6a7e843e24 (このIDを非表示/違反報告)
しゃか(プロフ) - 水宮まるるさん» うわぁぁなんてそんな嬉しいお言葉を…ありがとうございます！！ゆっくりな更新で申し訳ないですがよろしくお願いします！ (2022年9月29日 0時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃか
| 作成日時：2022年5月7日 14時
