三十六話 ページ36
「…は?」
何か音がしたと思いきや注射器を持っていた方の腕がいつの間にか消えていた
「は…ぁ､あ"ぁ"ああ!!!い"ってぇ!!!なっなんだよこれ!!!」
無くなった方の腕を抑えながら私から離れその場を転げ回る
やっと首から手を離され空気を吸い込むが酸欠のようになり頭がすごくクラクラした
ヴ「貴様…我のものに手を出し傷をつけ更には泣かせたな…?」
あれ…ヴェルドラ…?
ベ「死んでも文句はないよな」
ベニマル…
「はぁっ…ぐ､殺す…絶対アイツを殺してやる!!!…ガァｯ!!!」
べ「随分うるさい害虫だな」
ヴ「貴様､楽に死ねると思うなよ｡…たっぷりと苦しみを味わってから死ね」
軽く腹を蹴りそのまま顔面を踏み潰した
外から見たらどっちが敵なのかわからない
…本当に怒っているのか2人がめちゃくちゃ怖い
『やめて…殺しちゃ､ダメ』
ベ「ｯ平気かA!!」
『大丈夫だから…殺さないで』
ヴ「しかしコイツは」
『ダメ｡…リムルにも言われてるんじゃないの､殺さないで生け捕りにしろって』
ベ「確かに…そうだが…」
『だから』
「ははっ…なんだ偽善者ぶるのか!!!俺らを殺したくせｯ!!?」
ヴ「黙れ､今Aが喋っていただろう」
また腹を蹴られそのまま気絶をしたのか動かなくなる
『死んで､ないよね』
ベ「こんな奴の心配をする必要は無いが…安心しろ､ただ気絶をしているだけだ」
ヴ「殺してしまいたいほどに許せんがな…久しぶりだこんな感情は」
『ダメだよ｡…何があっても人は殺しちゃダメ｡…私は殺したくないの…人が死ぬのは嫌だから』
ヴ「Aが言うなら仕方ないな…」
『…ベニマルにヴェルドラ…本当にごめんなさい…危ないのに､こうなるってわかってたのに勝手に外に飛び出して…』
ベ「気にするな､誰も怒ったりもしていない｡…さぁ帰ろう､皆も心配していた」
ヴ「歩けるか?我がおぶってやろう」
ベ「いえここは俺が｡ヴェルドラ様は頭を怪我したでしょうですからAは俺に任せてそこの寝てる奴を」
ヴ「何を言っているこんなかすり傷とっくのまに治っておる､問題はない｡ベニマルこそここまで走ってきて疲れただろう｡少し休んでからソイツを連れて」
『あーもう歩けるから大丈夫!!これ以上喧嘩するなら2人仲直りするまでそこにいて!!』
そう怒鳴ると2人して少し小さくなりすまない…と謝った
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しゃか(プロフ) - にいかさん» ありがとうございます…！！ (11月16日 10時) (
レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
にいか(プロフ) - 素晴しい作品に出会ってしまった (11月15日 23時) (レス) @page39 id: afd4beee63 (このIDを非表示/違反報告)
しゃか(プロフ) - ann✩さん» んひ…ありがとうございます…最推しに会ったらきっとこうなるだろうというイメージにしましたwほんとにありがとうございます…！！ (2022年12月11日 23時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
ann✩ - 更新待ってます！最高に面白いです！ディアブロと出逢ったときの、夢主ちゃんがかわよい… (2022年12月11日 18時) (レス) @page47 id: 6a7e843e24 (このIDを非表示/違反報告)
しゃか(プロフ) - 水宮まるるさん» うわぁぁなんてそんな嬉しいお言葉を…ありがとうございます！！ゆっくりな更新で申し訳ないですがよろしくお願いします！ (2022年9月29日 0時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃか
| 作成日時：2022年5月7日 14時
