色々逆なカップル [ 躑躅森盧笙 ]

きゅうっ ページ9

『んー…ん!!』




…いや…まぁ…ネタ考えるためにここ来たいって言うとったしな…


でも…ちょこーっとくらいは…俺のこと考えてくれても…





『…これもありか､やっぱ実際行った方が思いつくな』


「な…なぁ」


『これも……え?盧笙何か言った?』


「考えるのもええけど…その､そろそろ昼ご飯食べへん…??」


『あっ忘れてた､食べよ!!……盧笙?もしかしてつまらん…?』


「えっ!?いや…そんな､ことは…」


『いや…ごめん､つまらんよな｡自分のことしか考えてなかったわ｡結構メモできたし昼食べたらちゃんと動物見たりする』


「別にええよ?俺のことは気にせんで」


『何言ってんのさ､今日はデートなんだしいっぱい遊ぼ』


「デッ!?!!?」


『はははっ!!すっごいいい反応』


「か､揶揄うなや…」


『めんごごめんご｡ほら行こ!!ねぇご飯食べたらここ行こ!触れ合いってとこ』


「ええよ､今日はお前に付き合うわ」


『やったね』







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『うわ…うわ､うおお』


「っ…く…ははっ」


『いやっちょ笑うなや』


「いや無理やろこれは､笑うわ」


『なんでこんな動物寄ってくるの…可愛いけど他の子供達の所へお行き…うわっねぇ盧笙助けて!』


「んな事言われてもな…っちょこっち来んなや俺んとこにも来るやんやめて」


『あぁもう早く次っ…に!?』


「っ!!…ぶな…おいだいじょ」




歩きだそうとすると前に動物がいることに気づかずAが転びそうになったので急いで受け止めた


しかし受け止めた時腕にガッツリと胸が当たった





『いってて…ごめん盧笙､あり…が…え??盧笙?ねぇ､ちょっと｡…えっなんで固まってんの』



Aは離れ動かない盧笙の肩を掴み揺らした



「…あ…そ…その､えと…怪我…は…」


『え?怪我?いやないよ』


「そ…そうか…」






いや…あいつ…


結構胸あるやん…





腕にまだ感触が






『盧笙?』


「っなん､なんや?」


『大丈夫?なんか顔真っ赤なんだけど…』


「っ!?だっ大丈夫気にせんで､ほら次あっち行こ!なっ!!」







こんなん無理やろ…意識しとる時に…こんな…




「はぁぁぁ…」





まだまだ時間あるし…俺今日大丈夫か…








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