色々逆なカップル [ 躑躅森盧笙 ]

よんじゅうっ ページ40

『んー…』


「A買うもん決まったか」


『まだー…どうしよ､盧笙これとこれどっち飲みたい?』


「あー俺ならこっち」


『じゃあこれにする』


「えっ俺が決めたやつでええんか?」


『うん､盧笙が飲みたいやつ飲みたい』


「くっそほんまそういうとこや…」


「ほらほらいちゃついとる場合やないで〜はよ帰って飲も」


『はいはい､つまみも買ったしもういいね｡行こ』









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家に帰り数時間後 ･ ･



「あ"ー…」


『盧笙がつぶれそう』


「はや」


『それな』


「ぅぐっ…まだ…いける…」


『無理しないでよ､膝来る?』


「ん…行く…」



立ち上がりはせず腕の力だけで近寄り膝に頭を置いてぎゅうっとお腹に抱きつく



「んー…ええ匂いする…」


『やっだ〜ちょっと奥さん聞きました〜』


「あらまっ人前でそんないちゃついてやぁね零さ〜ん」


「…これは俺ものらないとダメなやつか」


「当たり前やん､今ツッコミ潰れて不在やから止められる人間ここにらんよ」


『今思ったツッコミ不在とかやばいよカオスになる』


「そうは言っても盧笙お前の膝でぐっすり眠っとるしな」


『赤ちゃんみたいだよ可愛い｡あっこれ言わないでよ盧笙に､絶対怒るから』


「言う勇気ないわ｡…にしても盧笙がここまでお前のこと好きとは知らんかったな〜」


「俺も好きってことは知ってたがこごで惚れ込んでるとは思わなかったな｡まぁでもよかったじゃねーか､盧笙なら騙すなんてことないだろうしな」


『まぁね〜』


「なぁAはどんくらい盧笙のこと好き?」


『え､こんくらい』


「いや全くわからん」


『わかれや､言い表せないくらい好きってことだよ』


「…」


『零さん…なに､ジッと見て』


「いや､気にすんな｡なんでもねぇよ」


『あーつまみないや､簓ー持ってきて｡私今赤ちゃんあやすので精一杯だから』


「しゃあないなぁちょっと待っとき」


『はーい』


「誰が赤ちゃんやねんしばくぞ…」


『あ"あ"あ"っっ!?!!?えっ怖!!』


「うるっさいわボケ!!頭に響く…」


『いやいきなり起きないでよこっちもびっくりしたわ』


「…はぁぁ」


『急なため息､どうした』


「なんや盧笙､悩み事でもあるん?」


「別に…」


「盧笙も大変だな」


「…なぁ…もっとこうしててええか」


『えっ別にいいけど…』


「ん…」




…絶対言えないけど赤ん坊みたいで可愛い







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