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さんじゅうきゅうっ ページ39

『てかなんでいきなり私の小さい時の話なんて』


「いや…5歳のAが将来は俺と同じ学校の先生になりたい言うとったから」


『あー…そういや私そんな夢あったな〜』


「なんでならずにお笑い芸人目指したんだ?」


『途中で私には無理だなって思った、ほら私教えるのとか苦手じゃん』




そう言えば納得したように3人が頷いた




『わかってたけど傷ついたバーカ』


「いやお前説明めっちゃ下手くそやん」


『だってなんて言ったらいいかわかんないんだもん。…まぁでもほかは別に他の人と同じだよ。遊んで泥だらけになって帰ってお母さんに怒られて。…懐かしいな』


「あ…すまん…なんか思い出したくないこととかあったか…?」



盧笙は申し訳なさそうに見つめてくるので頭をガッと掴んで引き寄せキスをした




「ん"っ!?!?!!?」


『んー…はぁ、可愛い』


「おーおー俺らもおるのにようやるなぁ」


『いやだって今の顔可愛かったからつい』


「おっ…は、ちょ…いっいきなり!!!なにすんねんこのドアホ!!!!」


『いっって!!!そんな強く叩かなくてもいいじゃん!!』


「知らんアホ」


『う…ねぇ零さん盧笙怒った』


「もっとキスがしたいなら俺が」


「零」


「おー怖い怖い、んな睨むなよ」


「盧笙って結構Aのこと溺愛しとるよな」


『あははっやめて』


「いや棒読み。でもお前ら色々と逆やで、今のも大体は盧笙からするやつやん」


「いや…人前でキスするとか絶対嫌や」


『じゃあしないように気をつけます』


「する気はあったんか…危な…」


『可愛かったらしたくなるじゃんねぇ簓』


「それ男が言うセリフちゃうか」


『そうでしたっけ。ねぇねぇ今日仕事ある人』


「俺は夕方に会う約束があるがどうした?」


『夜集まって飲みたい』


「あー俺は21時くらいから暇やけど、飲むなら泊まってええか?」


『いいよいいよ』


「なら俺も泊まる」


「絶対俺がなんかするって疑っとるやん…」


『変なことしたらアソコ蹴るから安心してよ』


「本気でやるから怖いわほんまに」


「じゃ俺も泊まるとするか」


『おーじゃあ今日は酔いつぶれるまで飲もうや』


「零とAが最後に残るやつやな」


『2人とも弱いんだもん』


「いやAは強すぎる」


『普通普通。…よしっじゃあ酒買い出しに行きましょうか』








___

よんじゅうっ→←さんじゅうはちっ



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ゆる - すごく面白かったです!!ろしょーてんてー可愛いっ…!!完結おめでとうございます!! (2020年8月19日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
しゃか(プロフ) - まるまるさん» 前作からっっちゃんとキャラになれてるかすごく不安でしたがそう言っていただけで安心しました…!!本当にありがとうございますm(_ _)m (2019年12月8日 17時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - 前作から読ませて頂いてるんですが、すごく面白いし書き方もとても好きです。キャラのイメージもほぼ崩れてませんし、夢主ちゃんがナイスキャラですね。これからも読みます、応援してます。 (2019年12月7日 13時) (レス) id: 943bca580d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃか | 作成日時:2019年12月7日 10時

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