色々逆なカップル [ 躑躅森盧笙 ]

さんじゅうろくっ ページ36

『…あ…あーっ…なんかめちゃくちゃ寝た気が…』


「おはよ､身体大丈夫か」


『えっ大丈夫だけど…えっ私盧笙の家で寝てた??』


「なんか覚えとることは??」


『えぇ怖……あー…そういや足を…足!!!…あれ､治ってる?夢だったかな…』


「夢やない､現実や｡…今から話すから落ち着いて聞いてな」







そう言いゆっくりと今まであったことを全て話した







『…え…私…え???小さくなったの??何歳??』


「5歳に」


『ピュアッピュアの私じゃん…えっ待って恥ずかしい…なにかした??なんもしてないよね??』


「可愛い以外の言葉が出なかったわ」


『ほんと恥ずいもう言わんでええよそれ以上やめて』


「はいはい｡…よかった､戻って」


『ぅえっ…ちょっ､ろっ…盧笙…急に何』




今まで見たことないような優しい笑顔で抱きしめながらその場に押し倒される





「お前の小さい頃はほんまにめっっっちゃ可愛かった｡…でもやっぱ今のお前が俺は好き」


『っ…いや…その､急にそんなこと言われても…』


「真っ赤にしてそうやな」


『うっさいだったらなにさもうほんとなんなの意味わかんない急にそんなこと言ってきて』


「言いたくなった｡…なぁ､腹減ったか」


『うん』


「なら一緒に作ろ､食べたらAの家で簓と零と集合する予定やからな」


『わかった｡…はぁぁ…簓にあんな姿見られたんじゃ…会いたくねぇな…』


「簓も5歳のお前にデレッデレしとったわ」


『あらあらやばい預かってた時変な事されてたらどうしよ』


「そんなことせんやろ流石に…ご飯なに食べたい」


『あー…何作れる?』


「ラーメン」


『ならラーメンにしよ』


「わかった」








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