色々逆なカップル [ 躑躅森盧笙 ]

にじゅうっ ページ20

「ちょっ!!!…切られた…なんやアイツ」


「せーんーせー???」


「なんだ?…って､はぁっ!?!!?なんでここに!?」


「なになに今の電話〜?」


「…ど…どこまで」


「どこまでって…なぁ?」


「ぜーんぶ?なぁなぁ今のもしかして先生の彼女??なんやったっけさっき…えーっと」


「好きや､お前のこと｡…やろ??」


「キャーっ盧笙先生かっこいー!!」


「〜っ!!茶化すな!!!!!!ええからもう寝ろ!!!!就寝時間過ぎとるやろ!!!」


「はいはいっ盧笙先生真っ赤にしてガチギレとかめっちゃ可愛ええな〜」


「しかも関西弁､めっちゃ照れとるなぁ」


「くっ…そ……いいから､早く寝ろ｡明日寝坊しても知らないからな」


「はーい､おやすみなさーい」


「おやすみ｡……はぁぁぁ…」




生徒達がいなくなったことを確認しその場に座り込む






…生徒に聞かれるとか…最悪や…


にしても…早く帰ってきて…か




「…ははっ…アイツにもそんな可愛ええとこあるんやな」






明日早く帰るために頑張らんとな



…あかん…可愛すぎて…嬉しすぎてニヤけが止まらん





いつのまにこんな惚れ込んだんやろ


まぁええか｡…早く明日にならんかな









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部屋電気ついてへんな…寝たんかな


ガチャッとドアを開けて中へとはいる




「Aー入るからな」




…??誰もおらん…


いやでも洗面所だけなんで電気ついとるんやろ




まさかあいつ消し忘れたのか




「全く…電気代無駄にして」



そうボソリと呟きながら洗面所の扉を開いた





『え?』


「……」


『うわっびびった｡盧笙帰ってきたんだ､遅かったね』


「…え…ん､と……」


『盧笙?』


「…ーー〜〜!!!!!!ごめんすまんほんっっっとにすまん!!!!!!」




中に入れば真っ裸で風呂上がりのAが


効果音がつくんじゃないかというくらい一気に首まで真っ赤にさせて急いで扉を閉めてその場に座り込む






がっっっつり見てしもうた…


や､やばい…


いや…すぐにバスタオルで身体隠したけど…でも…俺…






『…盧笙?ドアの前にいる?』


「その…ほんとごめん…」


『別にいいよ｡…いや､うん…平気装ってたけど好きな人に裸見られるのやばいね』


「……暫く…落ち着くまでこうしててええか」


『うんそうして今盧笙の顔みたらその場で腹切る』


「俺もや…」







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