シリアスにならない [どついたれ本舗]

第四十二話 ページ42

「Aー」


『盧笙?どうかしたの?てか今日仕事は?』


「今日休み」


『あらら…そうだったか…』


「することもないからお前がまた無理しとるんやないかって思って見張りに来たわ」


『してないよ大丈夫｡…あーでもつっかれた』


「無理しとるやろアホ…」


『盧笙来たし休憩』


「…」


『なに?』


「いや､最近はよく休んでるからか顔色が良くなった気がする」


『お?ほんと?私キレイ??』


「ガッサガサ」


『顔面詐欺め』


「あ?」


『ごめんなさい｡…ねー盧笙今度の休み動物園行こー動物園ネタとか書きたいから行こ』


「はぁ…はいはい､今度な」


『んー』


「なぁ､Aは今幸せか?」


『急に怖｡幸せだよ､こうやって好きなことして盧笙たちと楽しく話せるし』


「そか…まぁそれならええけど」


『ねぇねぇっ今日の夜簓と零さん呼んで飲もうよ』


「はははっ…ほんとお前飲むの好きやな」


『あんたら3人と飲むのが楽しいの』


「わかった､いつも通り簓は俺が誘うわ」


『任せた､私零さんね』




こうやって毎回毎回変わらないメンバーで集まっていつもの場所で飲み食いして…



まぁ楽しいから全然いいけど




「どうかしたか?んな嬉しそうな顔して」


『べっつにー｡なんか嬉しくなった』


「嬉しくなった?」


『うん､よくわかんないけど』


「はははっなんやそれ」


『なんなんだろうね〜｡…よし､今めちゃくちゃ気分いいから仕事しよ』


「休めや!!!!」


『いっった!!!』









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数時間後 ･ ･



『よっっしゃこれ勝てば今回は罰ゲームなし…!!』


「絶対負けへん」


『絶対勝ったるわ､ほら簓』


「はぁ…お前ってカードゲーム弱いくせによく勝負ふっかけるよな」


『うっさい弱くないし｡零さんーそこのお菓子とって』


「これか」


『うん』


「ほら､あーん」


『うわ気持ち悪い』


「ははっひでぇな｡でも食べてくれるんだな」


『食べたいから｡…あ"っ!!!!』


「俺の勝ちや」


『くっっっそ!!!!』


「やっぱりな」


『盧笙お前今やっぱりって言ったな!!ドタマかち割るぞ!!!』


「怖いねんお前も…」


『そんなことないしー｡…簓､今の練習ってことでもう1回』


「おー別にええけど結果は変わらんと思うけどなぁ?な､零､盧笙」


「あぁ､だな」

「せやな」




『てめぇら全員ぶっとばす!!!!』









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