第三十七話 ページ37
『はーっ楽しかった』
「ちゃんと休めたか」
『休めた!!ひっさしぶりだよこんな楽しんで出かけたの』
「ならよかった」
『次は遊園地行ってみたい、ねっ行こう盧笙!!!』
「まぁええけど…」
『じゃあご飯どこで食べよっか』
「行きたいとこあるか?」
『特になし。まぁてきとーにファミレスよろ』
「なぁA」
『ん?』
「もうそろそろええと思うんやけど」
『あーそうだね』
そう言うと2人同時に振り返り物陰に隠れる怪しい2人に近づく
『ねぇそこのかっこいいお兄さ〜ん一緒にお茶しませんかぁ??』
「バレとるやないかい…」
「お前ら2人目立つからすぐわかったわ」
「めっちゃ地味な服着たのに、なっ零」
『2人とも特殊な職業で周りの人とオーラが違うんですよ。ってーことで4人で飯行こうぜ』
「せやな、Aのは俺奢る」
『やったーろしょーせんせー愛してるー』
「もっと心込めて言えんのか」
『無理です』
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「相変わらず嬢ちゃんはめちゃくちゃ食べるなぁ」
『美味しいんだもん』
「よく太らんよな」
『一応動いてるからね〜車も自転車もないし徒歩で受け取り場所まで行くから。たまにジムも行く』
「えっジム??ん??ジムって何するとこか分かってるか??」
『簓てめぇそこ動くな』
「ごめんて」
『私だってジム行って運動しますぅー』
「Aが運動してるとこが全く想像できねぇな」
『なんだと零さん、意外にも私足速いんだからな』
「まぁそれは想像つくわ。逃げ足速そうやん」
『肩ぶつかって何度か危ない兄ちゃんに追いかけられたよ』
「お前な…あかんお前のせいで胃が死ぬ…」
『あはは盧笙先生ドンマイ』
「ほんま心配性やな〜盧笙は」
「Aはまぁこんなんでも一応女やし…」
『ねぇ一言二言余計だよ???ちゃんと女の子じゃん?ねぇ???』
「男と殴り合いの喧嘩して勝つ女とかそうそうおらんやろ」
『……えぇ?私知らなぁい』
「お前のぶりっ子キモイ」
『簓のぶりっ子もキモイ。…あ、今面白いネタ思いついた』
「やめろ、仕事したらぶつ」
『えぇ…わかった…メモる』
「…まぁそんくらいならええか」
「盧笙くんはAの保護者みたいだな」
『ママだからね』
「だれがママや」
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くら(プロフ) - 雲隠さん» ありがとうございます!どついたれは最高ですよねっっ (2019年11月21日 21時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
雲隠 - とりあえず好き。どついたれ本舗好きにはたまらん!!更新頑張って下さい! (2019年11月20日 23時) (レス) id: fa6b997845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃか | 作成日時:2019年11月5日 8時