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第四話 ページ4

『もう大丈夫って言ってんのに』


「何が大丈夫や結局カップ麺戻さないで買ってきて…」


『いいじゃん。…えっと鍵……あれ、鍵かかった』


「はっ?お前また鍵もしないで」


『違う今日はした!!絶対した!!ほら鍵持ってるもん!!…っていうことは…』




中に入ると私ではない男の靴が置いてあった




「はぁ…また勝手にあがっとるんか、あの2人。…あれ、A?ってもういない」





『何度言えばわかる私の部屋にあがるな!!!!!!』


「おうおかえり嬢ちゃん」


『あっただいま、って言うとる場合か!!!!勝手にあがんなって何度言えば』


「まぁいいじゃねぇかよ、何も盗んだりしねーよ」


『詐欺師のアンタに言われてもなんの信用もない。簓てめぇ今日の朝帰る時言っただろ』


「なんで俺だけそんな口悪いん???」


「朝ってまさか簓お前…」


『……そう、朝起きたら裸の簓がね…』


「あっあああっっあかんやろ!!!!なに恋人でもない女性に手を出して…」


「ってなんのことやねん!!!!紛らわしいこと言うなA!!」


『上半身裸なのは本当じゃん、勝手にシャワー使いやがって』


「ほら、飯作ってやったからそんな怒んなって」


『零さん…料理作れたんだ』


「前に作ってやったんだが記憶から消えてるみてぇだな」


『あれ、そうだっけ』


「はぁ…なら明日は俺が作る。夜来るけどいいか?」


『ほんと盧笙だけだよこうやって許可とってくれんの…好き…』


「すっ好き!?」


『真っ赤なんだけどウケる』


「あっあほ!!男になぁんな簡単に好きとか…」


『はいはいおかんは黙って、零さんのご飯早く食べたい〜』


「誰がおかんやねん…全く」


『…はい、じゃあ食べよ。いただきます』






いつの間にか私の家がたまり場になってる


集まる場所はいつもここ




…ほんと…騒がしい









___

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くら(プロフ) - 雲隠さん» ありがとうございます!どついたれは最高ですよねっっ (2019年11月21日 21時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
雲隠 - とりあえず好き。どついたれ本舗好きにはたまらん!!更新頑張って下さい! (2019年11月20日 23時) (レス) id: fa6b997845 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃか | 作成日時:2019年11月5日 8時

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