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第二十二話 ページ22

「ただいまー、零…はもう出たか。…Aは仕事してないみたいやな、よかった」



って言っても寝てるし…相当具合が悪いんやな



「全く…無理すんな言うとるのに…なんでいつもそんな無茶するんや」






この風邪も俺のせいやし…


なんでAは俺といてくれるんやろ


Aは諦めたって言うとるだけで心の底ではきっとまだなりたいって思っとる…それなのに





「…ごめんな、何も出来なくて。ただお前の傍にいるしか俺に出来ることは無い。…ごめんな」
























「おっ起きたな、ぐーっすり寝たし気分も良くなったやろ?」


「顔色良くなってるな」


『…うそ…盧笙が帰ってきてるってことは私めちゃくちゃ寝たな……んーっ…零さんは?』


「まだ帰ってこないな」


『そっか。ご飯は食べた?』


「俺らだけで先に済ませた、Aの今温めるから」


『ん、ありがとう。…あっ盧笙か簓』


「どうかしたか?」


『どっちでもいいんだけどコンビニ行って飲み物買ってきて。今日昼に飲んで無くなったんだ』


「なら俺行くわ、ついでに俺も買いたいものあんねん。盧笙Aのこと頼んだ」


「ちゃんと見張るわ」


『買いたいものってゴム?』


「アホか」


『なんだ違うのか。まぁじゃあよろしく〜。…はぁ…』


「どうかしたか?」


『んーんー別に。盧笙は仕事残ってんの?』


「今からやるから俺の隣から離れんでな」


『なんで…』


「絶対隠れて仕事するやろ」


『…風邪うつしたらどうすんのさ』


「大丈夫やからここから離れたらこのパソコンで殴るからな」


『ほんと怖いそれでも教師ですか。…はぁーっだっるい……ねぇ盧笙〜なにしてんの』


「仕事しとる」


『見たらわかる』


「なら黙っとき」


『冷た…』


「…なぁA」






__

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くら(プロフ) - 雲隠さん» ありがとうございます!どついたれは最高ですよねっっ (2019年11月21日 21時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
雲隠 - とりあえず好き。どついたれ本舗好きにはたまらん!!更新頑張って下さい! (2019年11月20日 23時) (レス) id: fa6b997845 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃか | 作成日時:2019年11月5日 8時

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