第二十話 ページ20
『テレビ見たいのに集中できない…』
「寝た方がいいんじゃねのか」
『うー…わかった…そろそろ寝よう…あ、いやまだ』
「まだ?」
『あと少しで簓が出る番組入る…』
「もしかして俺の出る番組見てくれてる…?」
『簓そういう時の話は面白いから』
「そういう時の話はってどういうことやねん普段もおもろいやろ」
「いやそれはないな」
『うんないない』
「泣いた」
『泣いてへんやん。…少しだけ見る、そしたら寝るから』
「しゃあないな…」
『ねぇ誰か水持ってきて…ビールでもいい…』
「アホか、水持ってくる」
『うーい…』
「別にそんな無理して俺の出る番組見んでも…」
『うーるーさーい』
「顔色めっちゃ悪いやん」
『盧笙が持ってきてくれた水飲んだら良くなる』
「俺が持ってきたら」
『あーさらに悪くなるわ』
「どつくで」
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『…』
「はーおもろかったな…って…寝とるんかいな」
「寝てたら可愛いよなぁA」
「あぁ…可愛いな」
「ぐっすり寝てるな。さってと布団運んで俺らも寝よ、そういや明日仕事行ってる時どうする?」
「あーそういやそこ考えてなかったな…1人にしたら絶対仕事するし…」
「明日は俺夕方から用事あるがそれまでなら面倒見れるぜ」
「なら零夕方まで頼むわ!夕方からなら俺面倒見れるから」
「俺は仕事終わったらすぐ向かうわ」
「んじゃそういうことで」
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『…』
「おう、おはよう嬢ちゃん」
『……は』
目を開けると目の前には隣に寝転がっている零さんが目に入った
『何…してんの…』
「いや〜中々起きねぇからこうやって添い寝して寝顔を眺めてた」
『やめて…うえぇ気持ち悪い…』
「おっと…強引だなA」
『うるさい黙って抱き枕なって…』
「…可愛いとこあるな」
『可愛くないわアホ』
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くら(プロフ) - 雲隠さん» ありがとうございます!どついたれは最高ですよねっっ (2019年11月21日 21時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
雲隠 - とりあえず好き。どついたれ本舗好きにはたまらん!!更新頑張って下さい! (2019年11月20日 23時) (レス) id: fa6b997845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃか | 作成日時:2019年11月5日 8時