第十五話 ページ15
『…んん…ん…あれ…』
「あ､起きたか?」
『いって…あ"ー…寝てた?』
「ぐっすりとな､まぁ1時間くらいやけど」
『そっか…ごめん､ありがとう…部屋の掃除もしてくれてる…』
「掃除ちゃんとせんと盧笙に怒られんで」
『知らん…ゲホッ…ゲホッゲホオ"ェッ』
「なんちゅー咳出しとんねん…ほら､水｡薬とかあるか?探したけど見つからんかった」
『ありがと｡…っはぁ美味い……あ?薬?あるわけないでしょそんなもん､寝てれば治るから』
「それにスポドリとかも何も無いやん…ちょっと近くのコンビニで買ってくるから待っとき｡そういや盧笙にお前が熱出してたら連絡しろ言うてたなぁ…まぁ後でええか｡…よし､じゃあ行ってくるから絶対仕事は」
立ち上がりそう言いながら歩きだそうとすると服をキュッと掴まれた
『…簓…ほんまに何もいらんから…今だけ､傍にいてほしい…』
はいいぃぃいぃいぃい????
なんですかこれは
いいんですかこれはこのまま襲ってもええやつですかこれは
『簓…?』
「ほんっと…なんやねん…冷たいくせに急にこんな態度…ありえへんわ…可愛すぎる…」
今めっちゃドキィ!!ってきたわ…これ盧笙が体験したやつとはちゃうな…
色々試してダメやったけどAもちゃんと女の子なんやなぁ
「…可愛いな」
『えぇぇキモすぎる消えて…』
「えぇ前回よりも酷い…」
_____________________
__________
「A!!」
『あ…盧笙､そんな大荷物もってどうしたの』
「どうしたのって…熱出したんやろ??」
『うん』
「せやからこうやって色々持ってきたんや｡まぁほぼ仕事道具やけど」
『いいのに別に…』
「自分すぐ無理して仕事するやろ､それの監視」
『う…あぁもう…はいはい､分かりましたよー』
___
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くら(プロフ) - 雲隠さん» ありがとうございます！どついたれは最高ですよねっっ (2019年11月21日 21時) (
レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
雲隠 - とりあえず好き。どついたれ本舗好きにはたまらん！！更新頑張って下さい！ (2019年11月20日 23時) (レス) id: fa6b997845 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃか
| 作成日時：2019年11月5日 8時
